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店長の独り言
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  皆様、お世話になっております

 たつみやベビー店長の矢野誠一です


 3人のやんちゃ娘達にいろいろ手を焼く

 A型 39才の「夢見る中年男」の私が

 月に2回ほど、ごくたわいもないことを

 だらだらと書き込みつつ、気が付けば

 はや5年が経ってしまいました

 私自身、読み返してみても意味不明な

 よた話も多々ございますが

 暇つぶしのつもりで読みとばしてださい

 とりあえず100話まで、頑張ってみます

 何かお題をいただければ、嬉しいです

 暇で死にそうな方、メールまってますよ


第93話 アカレンジャーXモモレンジャー  8月4日

幼い頃の思い出を話していて「そんな昔の事を、よく覚えているな〜」

と感心されてしまうことがあります

嬉しい事や普通の事は、いとも簡単に忘れてしまいますが

妙な事や、あまりにも腑に落ちない事は忘れられないのです


幼稚園時代に年少から年長に上がったときに、一人称を「ボク」から「ワシ」へ

変えたのも懐かしい思い出です。 その当時は年少組なのに自分のことを

「ワシ」と表現すると年長組から「ナマイキなヤツや!」と言われていたため

年長になったときに自分を「ワシ」というのが、はやったのです

「ワイ」と言い出す友人もおりました。 まあ、たわいのないことですな

女子も何人かは「ワタシ」から「ウチ」に変えたのを覚えています

そうそう男の子で若干1名・・Q君が・・「ボク」から「アタシ」に・・・・なんでだ?

ワシは「アタシ」と自分を表現するのが腑に落ちないため、覚えているのです

親にこの事を報告しても

「ガキは自分のことを(ボク)と言っとったらエエんや、(ワシ)なんて言うよりも

Qクンみたいに(ワタシ)と言っているほうがまだマシじゃ」 と驚くべき答えを

返してくれました。 「ワタシ」はともかく「ワシ」と「アタシ」の間では

かなり深〜い谷があるのに


さて最近では「ワシ」という一人称を地元の子供でもそれほど使わないようで

幼稚園でも「オレ」と自分を表現する男の子が多いようですな

私の世代では「オレ」と言う言葉はキザに聞こえたのか使いませんでした

いまでも私の会話での一人称は「ワシ」か「ボク」のどちらかです

今だに「オレ」と言う言葉は、ヒーローが使うものだと感じてしまいます



ヒーローといえば「ワシ」が5歳の頃に放映されていた戦隊ヒーローものの元祖が

ご存知「秘密戦隊ゴレンジャー」でした、すごい人気でしたな〜

幼稚園では男の子はゴレンジャーごっこか、ガッチャマンごっこをしてましたし

女の子にはピンクレディーごっこが人気でした

私はやんちゃではなかったので、あまりみんなでワイワイ遊ばなかったのですが

ある日、苦手な友人のQ君がゴレンジャーごっこをしようと言い出しました

世の常で言い出した子か、やんちゃなヤツが、アカとアオ役をとりますので

私などは、いつも緑か黄色役でした・・・まあ、それがおにあいだったのでしょう

しかしQ君に誘われた友達は合計4人で、やんちゃなヤツが入っておらず

Q君はいきなり「アタシ〜モモレンジャ〜とった〜!」と言い出したのです

しかも、あつまったメンバーは大人しいのか変わり者ばかりなのか

緑や黄色を自ら志願して、私は残った赤と青のどちらになるかで迷ったのです

今までに無い嬉しい選択肢だ・・・

お気づきの事と思いますが、Q君は変わっています・・・男の子なのですが

なぜか普段は女子とピンクレディーごっこに興じるツワモノでした

Q君がアカを勧めたので、人気のアオ不在のままアカの私をリーダーに

ごっこ遊びはスタートしましたが、すぐにQ君が仕切り始めたために

モモレンジャーがリーダー格の変な遊びになりました

Q君は「いいわねっ?いくわよ〜!」と言ってイヤリング爆弾を投げまくり

途中からは、こともあろうに仲間の赤・黄・緑の3人を敵に見立てて

「あんたら〜やられないな〜」と言い出してしまうのです

ボクたちは「ホイ〜っ!」「ホイ〜っ!」と御約束の敵のせりふを言わされ

爆死させられました。・・・・・わけが分からんが、ある意味でオモシロイ

まあ子供の事なので、こんなむちゃくちゃな展開になったのでしょう

普通に遊んでいたのなら、全く記憶に残らなかったはずです

異常だからこそ覚えているのですな

「モモって女がするもんやろ?それにワシが、なんでアカなんや?」

しかしQ君はワガママな子だったな・・・

まあ〜今となっては、酒の肴にするだけです



去年の夏、子ども会の遠足につきそって東映・太秦映画村へ行ってきました

どうせ観光客や、お年寄り、修学旅行生ばかりだろうと思っていましたが

意外な事に10代後半〜20代の特殊な若者達でにぎわっておりました


その日はロケをやってなかったのですが時代劇のセットで、瓦版屋、与力や

中元に扮装したエキストラの役者さんが雰囲気を出していました。

中には、アニメキャラのうずまきナルトもいたりして、最近はいろんな役が

あるんだな〜と感心して歩いていると、今度は忍玉乱太郎たち3人と

すれ違いました。 若い女の子でした・・・バイトかな?面白いな〜!

娘も指差して喜んでいます。 でも今日は天気がいいから熱いやろな〜

おお、あそこにいるのは普通の剣士風だが、頬に赤いペケがしてあるから多分

「るろうに剣心」の緋村剣心か!あれ?こっちにも・・・あそこにもいる!

剣心が3人?・・・衣装も手作りっぽいし、おたがい仲間ではない様子だ

1人は若い女の子、2人目は30代のオッサン、3人目はオカマ?・・・キモっ!

なにか変だぞ、頭が痛くなってきた私は、とうとう日本橋で衝撃的な女性を

目撃しました。 スタイル抜群できりっとした小顔に真っ赤なファイヤーヘアー

ハートの形を上腕部にリボンで結んでおり、チョーカーにもハートの形が見えます

黒いぴっちりしたタイツとブーツで特に胸が強調されており、これはどうみても

往年の「キューティーハニー」です。 ああっ!恥ずかしい・・・見てる私が照れます

まさか!私だけに見えるのか? クラクラするのは暑さのせいではなく

ハニーちゃんがセクシーだからか?! ワシはとうとう発狂したのか?

ここは東映の映画村やろ?江戸の町並みやで〜おかしいんとちゃいますか〜

いやまて、確かキューティーハニーは東映動画のアニメ・・・東映つながりか?

しかし子供の手前目のやり場に困りますな〜念のため「アレ何や?」と聞くと

ナナコは「あのおねえさんはハニーちゃんのものまねをしとんなるんやわ」と即答です

あ〜よかった〜どうやらアル中の幻覚やイロボケ親父の白昼夢では無いようです。

これで安心してビールが飲めるワイ・・・さて売店の前ですれ違うのは赤い緋鼠の衣

「犬夜叉」か〜・・・お!あっちにはルパン三世もいるぞ、しかも緑ジャケットだ!

もはや東映のアニメ作品とちがうな〜関係ないのか? あ〜もう何でもエエ〜!

とりあえずビールを飲もう・・・手渡されたジョッキは白い縦長のちょうちんの形!

「御用」とかいてあります!なんだか面白くなってきたぞ!いろんな意味で〜

ゴクゴク・・うまいビールだ!このままビールを持って歩けば捕り物中みたいだな〜

なんだか恥ずかし〜でも映画村だと気持ちイイのかも〜、ウムウム

地元でこんな格好だったら完璧にアブナイおっさんとして通報されるわ〜

自分が御用で御縄を頂戴!間違いないな〜しかし暑いな〜もう一杯飲もう

よくみると、となりのオッサンも、あっちのオネエサンも御用提灯でビールを飲んでます

しかし見慣れたから・・ゴクゴク・・・違和感がなくなってきた・・・ゴクゴク御用提灯で

ビールを飲むのがなぜかウマイ・・・映画村ではこれが普通なんやな〜

目の前を通る武士さえも背景に溶け込んで・・・ああ〜!また変なのがキタ〜!

カメラを首からぶら下げて?おや?互いをモデルに写真を撮りあいしてるのか??

そうか!分かった気がする・・ここは現実とは違う世界なのだと・・・

そうなのです、ここ映画村ではそういう趣味の人々が仮装を楽しんでいるようなのです

ぶっちゃけて言えばコスプレマニアの皆さんがたくさん集まって御披露目というか

撮影会のような事をしていたのです。  岡場所のセットでは赤い格子の内で

肩や背中を出した若いおねえさん達が、色っぽい女郎をしていますが、これも

一般人というか、コスプレです・・・紫色の忍者や、着物や帯をひきずっている

キチ●イ花魁や女の子ばかりの新撰組に奇妙な形の槍や矛を持った中国の兵士?

メタリックな衣装の多分SF作品と思われるいでたちの人々がたくさんいます

化粧もド派手で黒い口紅に白いカラーコンタクトを入れたり、イレズミを施したり

謎の旗印を掲げたり、漢字で背番号が書いてある衣装だったり、さまざまです

私の理解をはるかに超えているヤバイ人まで映画村のあちらこちらで多数見かけます!

とにかく、その日の映画村は異次元空間だったのです。

もはや普通の修学旅行生を見ても、学生服のコスプレ集団に見えなくも無いです

別の意味で面白い〜うわっはっはっはっはっは・・・・ああ頭イッタ〜イ・・日射病か?

え?昼間から飲みすぎ?


映画セットはこんな調子でしたが、そのほか水戸黄門漫遊の館や

暴れん坊将軍の館など館内の展示も充実しており、半日では回りきれません

なかでも嬉しかったのはスーパーヒーローランドです。 そこではオロナミンCを

新作の仮面ライダーから、タダで2本もらいました・・・・ライダーありがとう!

そして東映特撮のヒーロー!といえば、そうなのです あの「アカレンジャー」と

出会えたのです。 そこにはゴレンジャーだけでなく歴代の「アカ」のヒーローが

すべて展示してあり、その数30体・・・会場は真っ赤です

私もかつて「アカ」だったと言う事で、思わず嬉しくなって写真を撮りました。

画像はアカレンジャーではなくて、戦隊モノのなかでも

初期の第3〜第6作品のアカの4人です。 


私のお気に入りは、バルイーグル前列・左とデンジレッド後列・右



余談ですが、うちのナナコくらいになると「宇宙刑事ギャバン」を見ても

「あれ〜なんでデンジブルーが銀色に変身したんやろ?」とオタクがうなるような

ナイスな質問をしてくれますよ〜大葉健二は最高ですな! あ!すみません

マニアックすぎましたね、忘れてください。

そんなこんなで今回は子供より私が思い出にのこる忘れられない遠足になりました


そうそう忘れる事ができないといえば・・・・その後Q君はというと

小学4年の時ですが、学級会で男らしく手を上げて言いました

「あのぉ〜みんなが〜アタシのことを・・・・・オカマって呼ぶのでこまりますぅ〜」

クラス全員が吉本新喜劇のように一瞬コケてからワイワイ突っ込みましたがQ君は

クネクネしつつ、「もぉ〜やめてくれる〜アタシ〜キズついとるんやし〜」と言って

両手でカオを覆って泣き出したので、これはややこしいな〜と思った事も

ぜんぜん忘れられません。 そして男子の誰かが先生に正直に訴えます

「男がクネクネしてアタシ〜いうて泣いとるのをオカマとはいわんのですか?」

男子はみんな同意見でしたが女子の半分は擁護していましたな

先生も困ったと思いますが、話し合いの末Q君は少し男らしくなる事を条件にして

人を傷つけるからダメと言う理由で、その日から「オカマ」と言う言葉がクラスの

禁句になりました。 がしかし・・その後Q君は少しでも男らしくなる・・・・

ことはなかったなあ〜

今はどうしているのやら〜〜三つ子の魂百までと言いますからな〜

そうだ!映画村でモモレンジャーのコスプレをしているかもしれん!

ああ〜また頭が痛くなってきた

そんなこんなで私は今でもオカマは苦手です。 オサケは好きです

うぃ〜・・今夜も飲みすぎたわい!


いや〜ん〜もぉ〜みんなぁ〜じっくり読まんといてぇ〜〜(クネクネ)






第92話 断食 7月25日


誰から聞いたのか、本で読んだのか・・・・たしか立派な人が言っていました

「断食をすると体にたまった悪いものが抜けて、頭が冴えて、心が強くなる」




私は地区対抗市民駅伝大会に、かつて8年連続で出場しました

意外とスポーツマンなのね〜と思われると困ります・・・私は文科系の人間です

中学時代に陸上部だったのを小耳に挟んだ自治会長から、どうしてもと誘わて

しかたなく走ったものでした・・タイムは区間平均よりも、ずいぶん遅いのです

とにかくヘロヘロでは情けないので、迷惑を掛けないように翌年から断わるはずが

一度走るとメンバーに組み入れられてしまいまして

「年に1回だけなんだから〜」とか「優勝するのが目的ではないから〜」と

ひっぱられて8回も・・・私も気が弱すぎです

おかげで宮津市から連続出場の表彰状まで頂きました・・・

私はタバコを吸わないので、まだ走れるほうだと思っていましたが、悲しいかな体重が

ガリガリだった学生時代から25kgも増えている事と、ギックリ腰がヤバすぎるのです

これでは、まともに走れるわけがありませんね、すみません

そこで大会前になると、体重だけは減らしておこうと、毎回ダイエットをしました

3日間のゆる〜い断食も3回ほどしましたが、劇的には痩せませんでしたね

基本的には高価なマッサージクリームとブルブル震える機械とサプリメントです

これらを有効に使えば、宣伝文句のとおりに美しくすっきりやせる・・・

などと考えてしまう甘い気持ちを完全に捨て去ることから、真のダイエットは始まります

こんなことをしても絶対にやせないことを私の妻が証明してくれています

確実に痩せるには、運動量を増やし代謝を高め、摂取するカロリーは増やさない

この方法以外には、本当はありません・・・あとは「気持ち」ですね

かつて30日で最大8kgのダイエットに成功したこともありますが、不思議なことに

8キロも減らすと体は軽くなるのですが意外と走れません、体力も気力も減ってしまうのです

それより消防団の訓練で汗を流しつつ、60日で5kg痩せたほうが、体形もきれいで

健康面でも良かったと思います

今では地区対抗駅伝大会が終了して5年がたち、体重はジワジワ増え続けて・・・・

そうそうジワジワといえば、なぜかお酒の量も体重に正比例して増えており

健康診断の数値が近年かなりヤバくなってきました。

いわゆるメタボリックですので、このままでは痛風や肝炎なってしまったら困ると

気になっていたところ、妻がダイエット目的のプチ断食するというので

私は健康目的で付き合ってみることにしました。

プチと言う意味を聞けば甘いダイエットドリンクを1日4回と水2リットルを飲むらしく

こんなゆ〜るい断食はぜんぜん楽勝だと思ったのです。  半年前のことでした





休日の朝、いやな甘味のある茶色いジュースをコップ1杯だけ・・・

昼にまた、このジュース1杯・・・・あとは2リットルのペットボトルから、そのつど

チビチビと水を飲んでごまかします。 昼過ぎには、なにもする気がなくなってしまい

休日の午後だし、とりあえずビールを飲もうとすると止められました・・・

ああ!そうか〜断食中は、自動的に禁酒となってしまうのか!これは困るな〜

頭が少し痛くて、ぼ〜っとして、寒気がして、やる気がなくなって、なんだか腹がたつ!

夕食を食べる子供を見ながらイライラしてきます・・・三女が、よそ見して・・

・・また、こぼす・・・好き嫌いするし・・・時間かかるし・・・お・おのれ〜!

こんなにもおいしそうなご飯を、なんでモモコはパクパクっと食べれんのかな〜?

断食させるぞ〜コラ!

・・失礼・・・・アルコールが切れたのか腹が減ったせいなのか・・・両方か?

いつも以上に頭にきます・・・・しかし〜腹へった〜・・・酒は・・・飲めんのやったな・・

昨日の夕食は何やったかいな〜軽く食べたっきりや〜あれから24時間か・・・

気晴らしにテレビを見よう・・・料理番組?・・これはイカン!ほかのチャンネル

ああっ!主人公が食べてる!・・なんだ牛丼か〜!ふつうや〜ん・・でも・・それ

うわ〜牛丼が食べたい! ほかのチャンネルは・・・また喰っとる!せんべいか〜

うわあ〜せんべいがあ〜・・・・あああ〜それも食べたいいいいいい!

いつもなら特に食べたいと思わない食材まで、とにかく目に入るすべてが

捕食対象となって私の食欲中枢をジンジン誘惑してきます

いつからワシはこんなに口が卑しくなったんや? とにかく水や!

まだ1リッター近くあるなゴクゴク・・・うう〜水では酔わんがな〜


夜10時を過ぎて眠たくなるどころか目がさえてきました。子供達は寝ています

ここでお酒を飲んだら今までの苦労が水の泡、とにかく水・・あと500ml

すごいな、ワシ今夜は酒飲んでない・・・なぜだ酒を飲まない自分にも腹が立つ!

そして言わずもがなのことを、口走ってしまいす


私「ああ〜牛丼はどれくらいうまいんやろな?」

妻「アカンで〜よけいなこと考えたら」

私「舞鶴の吉野家まで30kmくらいやし、往復1時間ちょっとか〜ええ感じや」

妻「ハイハイ、あしたは牛丼を作ってあげるで、がまんしない」

私「今夜は、なんかしらんけど舞鶴にドライブに行きたい気分なんや」

妻「コラ、子供はどうするんや?」

私「子供は断食してへんがな」

妻「そういう問題やない・・・急に目が覚めたら、だれが面倒みるんやと」

私「ほな、ワシだけ行ってこよ〜」

妻「こらこら、一人で牛丼食べる気やろ!あきらめて大人しく寝ないよ〜」

私「あきらめんでも、今夜は珍しく酒を飲んでないからワシ運転できるんやで」

妻「そっちの意味やなくて、断食中やないの」

私「断食運転は道路交通法に違反するのか?」

妻「そうそう、違反やで〜あとは寝るだけやろ?だいたいアンタは・・」

私「わかっとる、わかっとるけども、なんかアホなこと言わんと気が狂いそうで」

妻「こまったオッサンやな〜」

私「あ〜寝る!ワシは寝るで〜」

妻「ハイハイおやすみ」

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お〜い、ワシ特盛りって喰うたことないわ〜」

私「寝るんちゃうんか!しつこいな〜」

私「お前は、卵は頼むか?途中から入れる人?最初にかける人?」

妻「なんなん?うるさいな〜」

私「赤い紅生姜を一つまみのせたら、きれいやけど〜やっぱりお新香もほしいわな」

妻「目に浮かぶやないの!も〜」

私「うわ〜キタァ〜アカンで、これは間違いなくウマいど!味噌汁もお願いや〜」

妻「怒るよ!あした食べれるやろ」

私「いまのワシには牛丼は3000円くらいの価値があるはずなんや!」

妻「もう知らん、私は寝る・・・」

私「お新香と卵と味噌汁あわせても700円くらいかな?3000円出したら」

妻「わけのわからんこと言わんと、あきらめないや〜」

私「大変や!2300円もおつりがもらえる、どんだけお得なんや〜うれし〜」

妻「アホか〜!あした5時30分にたたき起こして弁当作らすで!(子供の)」

私「そんな早朝に行かんでも、お持ち帰りの弁当を買って来るって(牛丼の)」

妻「あああうるさい〜だいたいアンタは・・」

私「わかっとる、わかっとるけども、なんかアホなこと言わんと気が狂いそう」

妻「だから水飲めって!」

私「もうないわい!」

妻「え?2リッター飲み干したんか?すごいな〜」

私「水の2リッターや3リッターくらいはワシにかかれ・・・ば・・・あ・・・トイレ行こ」

さすがに2リットルも飲むと、出るわ出るわ・・・・あ、失礼いたしました

でも牛丼は明日絶対に食べよう・・・さて、寝よう・・・・・・・あ〜ねられん・・

あ・またトイレ・・・近かすぎや〜・・・眠れん〜・・・・・ビールの2リッターとは

尿意のタイミングが違うような気が・・・ウウ〜腹たつな〜


今回、私は痩せる目的ではなかったのですが、断食は精神的にこたえます

しかし空腹感があってこそ食欲がわき、いろんな食材においしさを感じるなら

子供達にもさせたほうが、良いと思います・・・でもこれって虐待になるのかな?


翌朝はカフェオレを飲み、昼飯は普通に食べると気持ちは落ち着きました

そして牛丼やせんべいを食べたいとは、すでに思わないのです・・食欲は無い・・

なんなんでしょう?浅い夢を見ていたように、すべて消えてしまったようです

気の迷いか? しかし今回のプチ断食はヘロヘロになりましたな〜

心が弱くなっているのを実感できました

「駅伝で走る〜地区の代表〜他のメンバーに迷惑を掛けない〜体重を落とす!」

と言うような、なにか強い気持ちが入っていないと、断食はつらいですな


「断酒をすると体にたまった悪いもののせいなのか、頭が澱み、心がもろくなる」

つまり断食どころではなくなるので、断食の前には、まづ断酒かお酒の量を

減らす事に成功してからの話だったようですな





先月の健康診断では、私の肝臓はかなりヤバかったようなのですが

それよりもヤバかったのは妻の胃に腫瘍が多数みつかったことです

検査のために病院に行くと「豆をばらまいたかのような腫瘍」らしく

すぐ再検査になったのです。

胃カメラで細胞を採取して検査結果を待ちます

いやな時間が過ぎます・・・これって胃癌では?もしそうなら考えたくはないですが

事態は深刻です・・・どうしたらいいのか・・・すべてが凍りつきます

妻は顔には出しませんが、3人もコブつきで私に次の奥さんが来るかどうかを

明るく心配してくれます

リアルな話はやめてください、おねがいします


癌保険のCMやお母さんが他界した設定のドラマなどに目がヒリヒリします

今までが幸せだったのだ、という感覚が具体的になってきます

どうも夜眠れませんし、こんな時に酒ばかり飲んでいいものか・・

最悪の選択肢の存在に恐怖しつつ10日ほどが過ぎます

ついに検査結果がでました。

腫瘍は陰性・・・悪性の腫瘍ではないようです、まずは安堵の胸をなでおろしました

ありがたいことに、気が付けばなにもしなくても夫婦そろって3キロづつ痩せてます

やや食欲がなくなっただけなのに・・・・気疲れか?・・そうか「気」か・・・


しかし世の中うまくいきませんな〜翌月にはお互い元通り以上の体重にリバウンド!

不思議だな〜

これも気持ちのせい・・「気」のせいか〜なんだかな〜〜


ようするに、もう若くないのでしょうな、体力だけでなく精神力も急な変化に

弱くなっているようです。 それでは健康的に痩せて、しかも心を強くするには

運動か・・・でも腰が痛いからパス・・・やはり断食か?・・・

断食は、お酒が飲めないのがつらいな〜

おや?妻はプチ断食のセットをネットで注文しています

うううう〜またあのジュースか・・・あんなのを飲まなくても・・・そう

酒を飲みながらの断食って、ないものかな?

「アルコール断食」〜酔って痩せて健康的で根性も身に付く奇跡の断食!

まあこんなバカなことを考えているようだと、絶対に痩せませんけどね〜

私は痩身ではなく健康が目的だからべつにいいですけどね〜〜

えっ?そんな考え方こそが不健康ですって・・・なんですと〜すでにアル中?

お酒の神様〜助けて〜!





第91話  四連発  6月10日

3歳を前に三女のイタズラが本格化しました

アホな姉2人と違い、おとなしく、いつもニコニコして、愛想を振りまいていた

あの甘え上手な「微眠の百鼓〜まどろみのモモコ〜」 のはずが

とうとう覚醒し暴れだしたのす!

どんどんエスカレートしますが、3人目なので、実はあまり気にてしません

しかし、そんな私でも、どうにもこうにも気になる事件が4つございました・・・・


1発目

モモコは、かぜ薬やママのダイエットサプリを、アメやラムネ菓子と勘違いして

すきがあれば口に運ぶので、めったなものは手の届くところに置けません

棚に隠しても、パッケージがちょっとでも見えると、指を差して泣いて

あわれな表情で物乞いを続けますから、たしなめておきましょうか〜

軽くしかれば、たじろぐ娘の反応が新鮮で、お酒がすすみほどの余裕です

自分で言うのなんですが、わたしも父親として、かなり安定してきました


晩酌中に、モモコが「パパ〜ビール〜」と言いつつ近づき、一口飲んで

「おいしいね〜」と笑います。 かわいいヤツ!ま、二口くらいはいいかな?と

不謹慎な事を考えたりしますが、長女も2歳の頃はこんな感じでしたな・・・・

アルコールにほとんど興味が無かった次女は、聞き分けが無い割には利口です

そうか、長女のナナコはアルコールでアホになったのかもしれません

私も甘かった!一口だけにしておけばよかった・・・・ん?それも違うか


すでに、アホになりつつある三女はビール以外に、日本酒も狙っており

私の手元を伺っています、その際にコップをひっくり返されたりしますが

ママに怒られるのは私なので、2重に困ります・・・

「これは、お酒!ビールと違うよ!からいの〜キツいで〜〜!」と脅かすと

神妙な顔をしてましたが、おつまみを補充に私が台所へ向かった隙にやはり

日本酒をゴクリ、ゴクリと飲んでしまい

「こら!モモコ!ダメやろ!パパのお酒じゃ〜!」

と叱りつけましたが、酔っ払った2歳の娘からは「ごめんなさい」ではなく

「パパ〜このお酒はキッツいよ〜〜!」と逆にたしなめられてしまいました。

モモコの計算づくのナイスボケ・・・ではなさそうです・・・マジボケか?

ずいぶんアホになっているようです・・・とにかく手の届かないところにおかなくては

それに比べれば、ママのダイエットサプリを狙うくらいは、もはやカワイイものですな


2発目

娘達がおやつの取り合いをします、クッキーやせんべいなどは乱闘中に

細かく砕けてしまいます。 そんなおやつの食べカスが床に落ちていたためか

居間には、いつの間にか小さなアリの行列ができておりました。

アリに噛まれると、痛くて痒くて、痒くて痛いので困ります

長女がガムテープに貼り付けて、何度も駆除するのですが

ひとたび道が付いたら、やつらはしつこく侵入してきますな

「アリの巣コロリ」という、巣ごと殲滅できる頼もしい商品を2つも購入して

一気に駆逐するべく、アリの通り道に置いていたのですが

やっぱり三女モモコが、ラムネ菓子と間違えて食べようとしてふりまわし

なかの顆粒状の薬を撒き散らしたので、たまりません!すぐ尻を叩いて

きつくしかり付けると、口にするといけないので掃除機で飛び散った薬を

吸い込んでいる最中に、なんと2つ目のアリの巣コロリをぶちまけました・・・

学習能力ゼロ・・・モモコよ、ひもじいのか??

この薬は床に置かないと効果がなく、置けばモモコが、ぶちまけて食べるし

娘がコロリと逝ってしまうと困るので、アリには目をつぶる事にしましょう

それに比べれば、お酒をこぼすくらいは、もはやカワイイものですな



3発目

子供がティッシュを箱から全部出したりするくらいは、カワイイものです

いたずらの定番ですな、長女ナナコも、次女トオコもやってましたので

すでに、私はあきてます・・・が

ティッシュを撒き散らしている三女が口をモグモグさせているのでよ〜く見ると

口から髪の毛が5〜6本はみ出ています

「こりゃ!何をたべとるんや?口から出せ!逃げるな!こりゃ〜〜」

捕まえて無理やり口を開き毛を引き抜くと、こちらの気分が悪くなりました

口から、毛の巻きついたゴミのような、みょうなものが出てきたのです

しかも、あたりに撒き散らしているティッシュは・・・「使用済み」のようです

「モモコ〜!ゴミ箱を、あさるなああああっ!」 

三女には、おやつにガムをまだ与えておりません、飲み込んでしまうからです

涙ながらに「チョ〜ダイ!ガムチョ〜ダイ」と繰り返しますが、ダメなのです

知恵の付いてきたモモコは、姉が噛み終えたガムを包んで捨てたのを

しっかりおぼえていて、ほかのゴミと一緒にゴミバコからだして、髪の毛や

包んで捨てたティッシュなんかも、しっかりくっついた状態で、口に運び

満足そうに、ほおばっているのです・・ひえ〜!残飯をあさる癖が付いたとは

なんという娘だ!食欲魔人とは、こやつの事だ!

これに比べれば、アリの行列などは、もはやカワイイものです

・・・ううう気分ワル〜



4発目

三女とお風呂に入ったら、あまりにも口が臭いのでびっくりしました

吐き気をもよおすほどの口臭に、異常を感じて無理やり口をゆすがせると

ネバーと糸を引いて口から出てきた物体は次女が3日前にひざに貼っていた

膏薬のついたバンソウコウでした・・・すでに昨日はがしたはず・・・

食欲魔人たる三女が、いましもゴミバコをあさって、絆創膏を見つけると

すっかり腐っているのに口へと運び、クッチャクッチャとガムのように

かんで、味わっていたのでした。うええええ〜食料品以外でも食べるのか?

次女の膿んだ傷口に2日間貼った後、湿ったゴミバコにて24時間熟成された

特別な絆創膏ですので、それはそれは腐敗し、劣化し、変色してますな

いくら姉妹のでも、どこか具合が悪くなりそうです、たとえるなら

死んで海岸にうちあがった、魚と海草が腐っているような、そんな臭いでした

しかしモモコは、まったく平気なのです・・・・おなかが痛いとも言わず

健康を害する事もなく・・ま・エエか・・・・でも、どうも気分が悪い事件です

わが娘ながら、なんと卑しい口の持ち主なのだ!

コレに比べれば残飯をあさるくらいは、もはやカワイイものです

どうにもこうにも気分が悪いので飲みなおし・飲みなおし〜



「こりゃモモコ!だから〜お酒を飲むなって!あ〜あ、お菓子こぼしとるし〜

あ・・かゆいっ!・・アリか?・・・・だれか助けてくれええええええ〜!」






第90話  入浴剤  5月25日

いただいたギフトの包みを開けてみると入浴剤がでてきました

詰め合わせで2こづつ6種類入っていましたので毎晩違う湯が楽しめます

子供も入浴剤が好きのようで、お風呂に入れると盛り上がってくれますが

娘二人のどちらが入浴剤を選んで、湯船に投入するかでモメます

どっちでもいいから仲良く風呂に入りましょう!

今夜はバラの香りか・・・ああ〜極楽極楽

腰痛持ち私には、大変ありがたいギフトです。


そうそう、風呂といえば我が家のペット「バカ犬のマコ」は、娘たちが

脱ぎ散らかした下着の臭いをクンクンかぎにやってきて喜んでおり

そのままハアハア言って風呂場入ってくるのでなんだか変態ぽいのですが

濡れるのを嫌がらないため週に2回はそのまま仔犬用シャンプーで洗います。

そしてリンス入りの湯を張った洗面器につかったマコは

おとなしく、しばし気持ちよさそうにしていますな

それゆえに、しっこをちびりまくるわりには、あまり臭くないのです。

これがマコの唯一の長所かもしれません


翌日は「ホワイトピーチの香り」を試したところ娘達の反応が変です

長女「あ〜!これパパのにおいや」 次女「うえ〜ほんまや〜パパや〜」

お湯に沈めて泡が出るタイプの入浴剤は、炭酸がツ〜ンと鼻にきますな・・・・

ああ〜何だか失礼だな!

父親のことを、うっとおしいヤツと思い出したのか?

湯上りに私が先に使ったタオルで娘の頭を拭いてやると

「うわ〜パパのケツ汁がついた〜!ヤメテエエエエ〜」 「ケツジルや〜」などと

かわいげのないことを言うようになりました。

これでは私が臀部から特殊な臭いの液を分泌してマーキングをしているように

聞こえない事も無いので困ります・・・しかし「ケツ汁」?そんな言葉があるのか


ちなみに、ミニチュアダックスは世話の焼ける犬種で定期的に飼い主が

「肛門腺絞り」をしなくてはなりません

膿のようなくさいケツ汁がたまってくると痒いのか、挙動不審になります

このときばかりは、嫌がるイヌを押さえつけて「ぷちゅ!」と飛び出すまで絞ります

普通の犬は、排泄のときにマーキングのために自分で出せるのですが

なかなかですな・・・・


その後、森林の香り・ラベンダー・柑橘系・ミント系と使ってみまして

翌週の事です  長女「ああ〜これって、またパパのにおいのヤツやんか〜」

次女「いや〜ほんま〜パパのパンツ〜や」 二人はゲラゲラとバカ笑いしてます

なんだ?パッケージを見ると、やはりあの「ホワイトピーチの香り」なのです

他の香りの時も炭酸ガスのツーンとくる泡はボコボコ出ていますので

加齢臭的なツ〜ンとくる臭いを子供達は意味しているわけではないようです

かといって、私は香水に限らず整髪剤さえも使いませんし

もちろん桃も最近たべてません

ということは・・純粋に私はホワイトピーチの香りのがする男だということか・・・

やはり、私があま〜いのは顔だけではなかったようですな

これからは「白き桃の誠一」と呼んでもらっても差し支えなさそうです


しかし、よく考えると次女の言う「パパのパンツ」の部分が引っかかります

バカ笑いしているバカ娘達よ・・・・おまえたちはワシの下着を嗅いでいるのか?

さすがに「バカ犬マコ」の姉貴分だけのことはありますな〜

なるほどなるほど〜納得・・・できるわけがない!

ヤメテエエエエエエ〜!





第89話  赤ちゃん踏み切  5月17日

三女の「まどろみのモモコ」は今朝もベッドで二度寝・三度寝をしていますが

うつろに天井を見上げてニコニコしていたかと思うと、いきなり

「うるさーい!」と叫びました・・・・部屋の中は、もとより静かです

なにがうるさいのか・・・


帰宅前に、横切る小さな踏み切に近づくと、なぜか三女のモモコは

「あかちゃんがおる〜」と言います・・・毎日です・なんなんだ?・・コワ!


宮津トンネルに向かう上り坂の途中で、ウチの車1台以外には対向車さえも

見当たらない状況で進行方向のトンネルに向て顔をしかめて・・

三女「みんなムコウ行け〜!」

誰に言っているのだ?ワシには一人も見えんぞ、なにかが寄ってきているのか?


実際に幼児が何を考えているのかはよく分かりませんが、しゃべれるようになると

おのずと意味不明な言葉を発し、そういうことだと分かっていても気になります


夕飯時に隣の部屋を指差し「あの人がきとるれ〜」と三女が教えてくれます

あの人って・・・だれですか〜? 

私は怖くないのですが、長女と次女に見てくるように言いました。

「やっぱり〜なんもおらんで〜モモちゃんの気のせいちゃう?」との報告でした

やれやれ、見慣れぬものを上手に表現できないのが子供です・・・よしよし

錯覚というやつだな・・・モモコめワシをこわがらせるとは10年早いぞ!



ある晴れた日、機嫌よくカーステレオで気に入りの曲をかけながら自宅へ

忘れ物をとりに帰ろうと、国道から併走する線路を渡るために右折するのに

いつものようにウインカーを出し

対向車をやり過ごし

軽く確認の後で

右折してすぐの小さな踏切を渡ろとして

一旦停止をしてからアクセル踏み込むと

いきなりボンネットを

ガン!とたたく音に続き

フロントグラスに何かが

バチッと当たったのです!

あわててブレーキを踏み

よく見ると

黄色と黒のストライプ

これはまさか

遮断機の棒?

なんですと?

おっ!これはイカン!

すぐにバックや!

あわててギアをサクっと

リバースに入れた瞬間

大きな音が聞こえました

車が後退しはじめ

次の瞬間、目の前を

バンパーの鼻先を

ギリギリでかすめながら

警笛を鳴らした列車が

通過したのです

ほんの一瞬でした・・・・

私はなんとか帰宅して

いすに腰掛けて

水を一杯飲んで

腕の鳥肌をさすり

つぶやくのです

「こわこわこわこわこわこわこわこわこわこわこわこっ・・・わああああぁぁぁ!」


もしタイミングが2〜3秒早ければ遮断機の棒は車の屋根に当たるはず・・そこで

なんだろう?とブレーキを踏んだ直後に私の座っている運転席側からグシャっと

つぶされて私と車はあわれなスクラップになっていたはずです・・・

どう考えても無傷の可能性はかぎりなくゼロで、即死の可能性が大です

「ワシ今死んどった〜死んだかも〜なんでや?一旦停止して確認したのに〜!」

どうにも腑に落ちません・・・なぜに私はこんな怖い目にあうのか?

この踏切が、モモコの言う「赤ちゃん踏み切」である事は言うまでもありません

死亡の2文字がすぐそこまで接近していた事実に、考えれば考えるほど腰が抜けて

寒気がして、しばらくは放心状態でハンドルを握ることができませんでした

誰も乗せていなくて、ほんとうによかった・・・だれも死ななくてよかった・・・


気持ちが落ち着いたので現場へ歩いて行き、よく見てよく考えて実況見分しますが

やっぱり分かりません・・・状況を再現してみようと車に乗って今一度踏み切を

わたろうと接近すると、あっけなく謎が解けました・・・私は何も見ていなくて

何も聞こえていなかったのです・・・簡単なことなのです

天気が良くて周りが明るい時には、思ったほど遮断機の赤ランプの点滅は目立たず

しかも国道から右折する直前には、その点滅が手前に設置されたカーブミラーで

隠れてしまい、右折待ちしている場所と、踏み切り前の一旦停止した場所からは

まったく見えないのです! 安全確認のためのカーブミラーのはずが、何てことだ!

軽い確認では見えないことに気づかない、だから気がつかないとは・・・・・

そして「カンカンカンカン」という警戒音さえも、最初の20秒くらいは大きく

響いていますが、踏み切り近くの家への配慮なのか、列車が来る前には音量が

ずいぶん小さくなるように設定してあり、窓を閉めて音楽なんかを聴いていると

列車の通過直前の場合には「カンカン音」がぜんぜん聞こえないのです!

そういうことか・・・・これならば簡単に死ねます・・・・しらふなのに〜


20歳の頃です、運転免許の教習中に自動車学校内の絶対列車が来ない踏み切で

一旦停止後、左右をみて窓を開けて列車がこないか耳を済ませて確認するフリを

しましたが、正直なところ「アホみたいや〜」と感じていました・・

あれから20年近くたった今、ようやく気づきました「アホはワシや〜」


踏み切り事故はこういう錯覚が原因で起こるのか〜!心の底から納得しました

これからは、ランプの点滅の確認だけでなく一旦停止して、雨でも窓を開けて

耳をすませ、時間が許せば車から降りて線路に耳をつけて列車の存在を確認する

それくらいの注意をしても、やり過ぎとは思えません! 命が大事です



またモモコの独り言が隣部屋から聞こえます

「誰かおるんか?」と聞くと「あのひとがおる」との三女が答え

その部屋は私の祖母が生前使っていたのですが、現在では物置になっており

妻以外にはめったに出入りしませんし、そんなことは私以外は知りません・・・

私「モモコよ・・その人は男か女か?」

三女「女の人・・・」

私「そ・その人は、子供か大人か、どんな人や?」

三女「おばあちゃん・・」

ああ・・・もうやめて・・・なんだか怖いのです・・・このままでは

眠れなくなってしまうではありませんか! お酒を・・酒をのまねば・・



帰宅前に、いつも渡る小さな踏み切に近づくと、三女のモモコは言います

「あかちゃんがおる〜」と・・・

怖い目にあった後だけにシャレになりません、ここで事故が昔あったのか?

娘の言葉に悪寒がして、錯乱寸前の私に代わって、今日は妻がじっくりと

その詳細を聞いてくれます

妻「モモちゃん〜この踏切が小さいから赤ちゃんみたい〜ということやな?」

三女「ちがうれ〜、あかちゃんおるんやれ〜」

妻「でも赤ちゃんなんて、おらんやろ〜どこにおるんや?」

三女「おる〜上におるれ〜」と空中を指差します

妻「え〜飛んどるんかいな? ほな、その赤ちゃんは何しとるんや」

三女「赤ちゃんは〜みとるで〜」

私「ひえ〜っ・・こっ、こっち見とるんか!」

妻「それでモモちゃんに見える赤ちゃんはどんな顔なんや〜?」

三女「あかちゃんはな〜わらっとる〜」

妻「わらっとるんか? へ〜そうなんか・・・ふ〜ん」

私「な・なんやて?あかちゃんが飛んで・こっち見て・笑っとるってか?」

妻「らしいわ・・」 上空の一点を見たままの三女は踏み切りを渡り切るのと

連動しつつ、やや後方へと視線をおくりながら空中に向かって大きな声で

三女「あかちゃんバイバ〜イ」

私「うわああああああ〜!もうやめてくれえええええええええっ!」






第88話 原稿紛失〜お筆先〜ドランク・ライター 5月8日


便利になると、逆に困る事があると言うのは矛盾しているようですが真理ですな

便利すぎて困る・・・ここ3年間で一番便利だなと思った品はUSBメモリーです

小型のライターのような形の3000円前後で手に入る記録メディアです

かつてのフロッピーの数百倍の容量で、音楽も画像もバッチリ保存できます

コレさえあれば、ノートパソコンをもち歩かなくても記憶させた必要なファイルで

ネットカフェでも仕事が出来ますし、出張や里帰りで会社不在の場合はもとより

「店長の独り言」を思いついたときに、途中まで書いておいてメモリーに保存して

暇な時に違うパソコンに差し込めば、その続きが書けるのです。

ああ〜便利だな〜ソニーのUSBメモリー1本で何の不足もありません
 sony USB flash−memory

そんな折ノートパソコンがフリーズしてまったく動かなくなり、初期化することにしました

当然パソコンの中に記憶されたファイルは空っぽになりますが、大事なものは

もともと入れてませんし、USBメモリーにもバックアップがとってあります

そうそう、この「店長の独り言」は書きかけのまま眠っている原稿も多いのですが

筆が進まないまま季節が変わり、話がつながらなくなり1年後にアップする事さえ

多々あり、そういう原稿が10話以上もこのメモリーに入っていたりするのです


話は変わって、今年も4〜5月のお祭りの時期にギックリ腰になりました・・・

イタイのです

コレでは屋台を引いたり、お神輿を担いだりはできません・・・情けない限りです

そこで、春の村祭りでは、子供みこしの付き添いや交通整理などの裏方で

参加しました。宵宮でのちょうちんに明かりをつけるチョイ役もしましたが

タバコを全く吸わない私は、常にライターもマッチも持っていません・・・・

しかし、こういうこともあろうかと気の利く私は、あえて飲みに行っては、しっかり

ライターをもらっているのです!飲みに行くのは、これすべてお祭りのためですな

そうして無事に参道の御神燈に灯がともるわけです

ろうそくに火をつけるのも、ライターがあればなんと楽な事でしょうか〜

なに? 「べつに飲みに行かなくても、100円ライターを買えばいいのに!」

そんな無粋な言葉を、お酒の神様はお喜びにならないので、聞かなかった

事にいたしましょう



ライターと言えば、またまた話は変わりますが、今年は幼稚園でも小学校でも

何の役も受けないつもりでしたが、三女を昨年末からあずけている保育園の

「書記」の仕事が回ってきました・・・また本部役員か!

でも、書記は資料や案内文を作るのが仕事なので、挨拶などでいらぬ気を

使うよりはマシですな。 役員交代会にも痛む腰で出席したため先生がたや

新役員さんたちからも心配をしていただきました・・・そして飲みに行きました

祭りの翌日にはサクサクとパソコンで初仕事の「第1回総会の案内」を作って

メモリーに入れて保育園へ行きます。

担当の先生に見てもらおうとポケットからUSBメモリーをだして、手渡しながら

「まちがっていないか、コレを見て確認して下さい」 と言うのですが・・・

その刹那、私は不覚にもフリーズしてしまいました

私の手は「ソニーのメモリー」ではなく「スナック・サリーのライター」を握っています

先生は目がテンで、そのライターがどうかしましたか?と言わんかりです!

「あ!まちがった・・こっちの・・・こっち・・・ここに・・・あれ〜?・・・・」

悲しいことにどのポケットにもメモリーはなく、普段ライターを持っていない私は

ポケットを探った時に、USBメモリーだと思い込んでいただけなのでした

ああ〜やってしもた〜!何をしたくて保育園に来たのか・・・ライターを見せて

「まちがっていないか、コレを見て確認して下さい」・・なんて面白すぎます

私が、完全にまちがっているのを、ライターをみせて確認していただいたわけです

「ところで矢野さん、腰の調子はどうですか?まだ痛みますか」なんて聞かれたりして

「ワシは腰も頭も、このとおりイタイんですわ〜!」と元気に言う事もできずに

とりあえず急用を思い出したフリでその場を立ち去りました・・・ああ情けない・・・

ところでメモリーはどこか? なんと家のパソコンにメモリーがささったままでした

これが「フロッピー」や「MO」や「CDR」ならライターと間違うわけがないのに〜

「世の中便利になりすぎで困るんじゃ〜い! メモリーなんかいらんわい!」

とにかく恥ずかしすぎるから酒を飲もう!これしかない

 snack sari’s gas−lighter 

翌日無事に案内を作成してプリンアウトして先生に渡しました・・・やれやれ

さて、後日メモリーに残っているファイルをコピーしようと探すのですが・・・ない

ファイルではなくメモリーがない・・・・あのライターならありますが・・・・どこや?

どこを探しても見つかりません・・・・「メモリーなんかいらんわい!」なんて

うかつな事を言ったからか?私の記憶・メモリーも消去されて覚えていないのです

これこそが「酔ったときの特殊能力」の一つで「メモリー消去」なのです!すごいでしょ!

しかし悲しい出来事だけを忘れ、消すはずが、今回はどうやら狙いが外れてしまい

大事なメモリーの所在のほうを忘れています・・・失敗失敗・・

これは困った事になりました!こんな「薬にも毒にもならんアホなたわごと」ばかりが

満載のメモリーなのに〜 それから3週間も経ちますが、まだ出てきません・・トホホ

誰かに拾われて、中を見られたら・・・ああ〜それも恥ずかしい

恥ずかしすぎるから酒を飲もう!やはりこれしかない「メモリー消去」



失われた「店長の独り言」のなかには、文章として成立していない断片的なものが

多々ありますが、すでにタイトルまで付けて使えそうだった話を思い出してみると

ちょっと怖い「赤ちゃん踏み切」と「断食」、 懐かしい「幼稚園の運会での思い出」と

「アカレンジャーXモモレンジャー」そして三女の素行の悪さをつづった「4連発」に

お酒の話の「特殊能力シリーズ」「記憶障害」「バーベキュー」そして「事故の話」や

「好物の話」や「学生時代の話」などもあったはずです。

これらはいつも以上にバカバカしい上に意味がなかったような・・・どうだったのか?

ああ〜いまさら書き直すのは面倒だし、面白い話ではなかったような・・・

発表するまでもないけれど、ボツにするのはもったいない〜複雑な気分の話です。

失って初めて気がつきますな・・・・・実は1話書くのに3時間以上かかるのです!

驚くべき手間と時間を費やすあまりに自分で書かずに誰かにゴースト・ライターを

頼んで書いてもらいたいくらいなのです・・・・そうすれば100話も目前です

しかし思い出そうとしても、半年も以前に書いたのは、半分も覚えていないし〜

ああ〜困った・・・・こまったな〜内容を忘れとるな〜・・・・情けない気分だな〜

情けないから酒を飲もう!やはり!やはりこれしかない



おお〜今夜もずいぶん飲んだ・・・昨日買ってきた芋焼酎「宝山」がほとんどない

1週間でチビチビのもうと思ったのに〜誰や飲んだのは!・・・ほんまにも〜〜

ハイ私です〜〜お前か〜〜誰や?〜〜お前はワシや〜〜どうもどうも〜〜

仲良くしようや〜〜しかし旨い焼酎やな〜〜ホンマやな〜〜よっぱらったね〜

そこでパソコンを起動して〜〜乾杯!〜〜ほな頼むで〜〜いつもスマンね〜〜

これくらい酔っぱらった状態で呪文を唱えたならば・・・・いよいよ分裂・・じゃない

特殊能力が使えるはず 「フニフニのフニいいいい!」

何とかしてほしいと言う気持ちを、お酒の神様がお見捨てになるわけがない!

あとは「果報は寝て待て」ということで、気を楽にしてグラスを空けるのです

私はただ真面目に飲んでさえいれば全てがうまくいくのです。 不思議ですな

翌朝なにげにパソコンを覗き込むとデスクトップには失われたはずの文章が!

「店長の独り言〜赤ちゃん踏み切」の話が復活しているではありませんか

次回掲載予定!

コレこそが酔っ払ったときに使える特殊能力の一つで、その名もゴーストならぬ

「お筆先〜ドランク・ライター」なのです

これも非常に便利な能力ですが、やはり便利すぎで困ることになります


しっかり、二日酔いになるのであります







第87話  ペット その3  4月25日

ゴソゴソとテレビ台の後ろの隙間から綿ボコリだらけの茶色のモップ?が

小さくむせながら這い出します・・・なんだか臭うな〜またか!・・・やれやれ


そうです、とうとう我が家にペットがやって来ました・・あの仔犬・・・・

まだ生後3ヶ月くらいのなさけない面持ちのミニチュアダックスフンドです

妻と子供は喜び、ぬいぐるみか、おもちゃみたいな扱いをしています



私はこの年で犬をはじめて飼うために勝手がわかりません。

イヌの気持ちが分からない・・といいますか・・どうにもこうにも

・・・この犬はバカなのです、気のせいではないようです

急に噛み付いてきたかと思うと、狂ったようにワンワン吼えまくるし

ペロペロと自分の股間をなめてから、そのまま私の顔をなめてくれたり

食事時には、エサを食べずに人間様の食事がほしいとピスピス鳴くし

就寝時にはクンクンと哀れな夜鳴きを続けて安眠妨害をしてくれます

機嫌がいい時はティッシュを引っ張り出し続けます、ゴミ箱をひっくり返します

家具や畳、本やおもちゃ、歯が立つものは噛んでボロボロにしてくれます

高価なダイエットマシンの電源コードを噛みちぎって使用不能になったため

妻は心ならずも痩せることが出来ません・・・つまりロクなことをしないのです

猫を買っていた私としましては、こんな猫以上に困らせてくれる動物で

猫よりだらしないヤツは、困ります・・・

さらに困るのは普段はコタツの中でコタツの中でまるくなっていますが

私の足元にじゃれては後方から絡み付いてくるので普通に歩いていても

踏み潰しそうです、事故防止のため鈴をつけましたら動けばチリンチリンと

にぎやかというか・・・ますます猫みたいで落ち着きのないヤツです

そして一番困るのは排泄物の処理についてです・・分かりやすく言いますと

トイレではない場所で、ウンコしまくりの、小便チビりまくりなのです

「お前は仔犬のくせに、すでにボケているのか?タチの悪い酔っ払いか?」

家中が、このバカ犬のトイレのような状態になってしまったのです

教育の為に叱ったり褒めたりしますが記憶力が乏しすぎます、学習しないのです

この先どうなることやら・・・・それにしても・・・・ああ〜くっさ〜



子供が犬を連れて公園に散歩に行くというので、見届けに3人と同行します

バカ娘たちは、犬の綱をだれが引くのかで「私が!」「ウチも!」「キヤ〜」と

もめます・・・てきと〜に仲良く順番で軽い散歩をしてほしいものです

娘たちが仲間割れしているうちにイヌはちゃっかり縄抜けして脱出を図ろうと

しますのでハラハラします。 脱出が成功して自由になったイヌが本気で走ると

早くてとても追いつけません・・・車道に飛び出さないように気をつかねば・・

散歩といっても、バカなので人間の都合はお構いなしに、前へ後ろへ引っ張って

くれたり、いくら引っ張っても、動こうとしなかったり気ままなヤツです。

バカな姉達もあきるのが早くて、さっさと犬を私に預けてジャングルジムで

遊びはじめました、まったく気ままなヤツらです

私はひとりでベンチに座って犬を相手にぼやいていると なんと!

私の周りに人だかりができています、知らない人です・・なんだ?ワシに用か?

不思議なことに、取り巻きが口々に「かわいい」「かわいい」と言い出すのです

「これ!かわいすぎ〜マジすごくない?」などと口ばしるギャルさえいます

私は四十前になって「かわいい」と言われることを予測できていなかったため

とても恥ずかしいような、くすぐったいよな、なんともいえない気分になりました

今までなかった状況に、戸惑いながらも冷静に原因を考えてみますと

どうやらこのバカな犬が私のかわいらしさをより際立たせているようなのです

驚きです!

こういうことが結婚前にわかっていたら・・・私の人生は「犬王子」として

今とは違っていた人生を送っていたのに違いありませんな


すっかりにぎやかになった私の周りに気づいて、娘たちがもどってきました

「しっかり世話が出来ないなら、イヌは保健所で処分してもらうぞ!」などと

過激なことを私はもういえません。なんとすばらしいイヌなのだろう〜最高や!

このイヌは、もはや家族の一員です!私をよりかわいく見せる特殊能力を

私が気に入らないわけがありません!一芸に秀でること、特徴があることの

両方を「特殊なバカ犬」としてクリアしています

まあ〜これからも、ひとつよろしくタノム〜てなかんじです



さてさて、これからは家族なのだから名前をつけてたっぷり可愛がりましょう

この犬はメスですから、我が家の女子の通例に従って数字と「鼓」を与えようか

お決まりの数字は千か万か億の中から・・・よし決めた!万を使うその名は

「万鼓〜マ●コ!」・・・失礼しました・・・もとい!

万を改め一万円札の萬と鼓で「萬鼓」読みは〜マコ〜です、早速その首輪に

「ヤノ・マコ」と書きました・・・この瞬間に「バカな娘」が増えました


しかし犬のマコは気ままで困ります、長女・次女・三女はもっと気ままです

娘が4人になったのか、犬が4匹になったのか・・・

とにかく、ますますにぎやかなのです






第86話 PTA副会長挨拶  4月3日

PTA役員になってしまうと、人前でしゃべらなければならない機会があります

3〜4月は特に多いですな。  挨拶はヤだな・・・・


去年、幼稚園の入園式での「終わりの挨拶」を、おおせつかった時の話です

さて何をしゃべったらよいものか・・・・・とにかく人に聞いてみようと思い

前年度の挨拶で好評だった「モリリンさん」に相談しましたら、そのときの原稿を

「よかったら、使こて〜」と頂戴できました。 熟読しますと

園児だったその昔、交通安全教室のときにふざけていて、婦警さんに

危険行為で現行犯逮捕されたことが昨日のようです〜

という過去のナイスエピソードが肝ですな!この部分を自分の話と差し替えて

最初とラストは、ほぼそのまま使わせていただきましょう・・・ よし、できた!

ありがとう「モリリンさん」 また飲みましょう!



今年度、副会長をさせて頂きます、矢野と申します。
「PTA」と言いますと、堅苦しい感じが致しますが、
「PTA」というのは「親と先生のつどい」ということですので
子供達のことについて、気軽に寄り合い、話のできる場になればと思います。

 子供達はまだまだ小さく、お父さんお母さん、先生が大好きです。
こんなに親が必要とされるのは、子供が小さい今のうちだけかもしれません。

幼稚園の様々な活動を通じて、どんどん成長していく子供達を見守りつつ
親も一緒に楽しみましょう。その中で親同士や先生方とも親睦を深め
子供達の為に出来ることを一緒に考えていけたらと思います。

え〜堅苦しい挨拶は、ここまでにいたしまして、実はわたしも
この幼稚園を卒園しておりまして、当時の事について、いろいろと
思い出してみますと・・・・今は全部で5クラスなのですが
当時は年少、年長あわせて10クラスもありました。 
そして、年長のときに集団劇・・・のようなことをしたのですが、それがいまでも
忘れられません。というか忘れられないのです

かわいい私は33年も昔のこと、シンデレラの劇でフジ組の王子様役に
抜擢されて、まさにココです!この後ろの舞台に立っていたのです

5歳児のする劇ですから、今思えばたいしたことは無いかもしれませんが
なんと年長の各組から1人づつ水色、黄緑、橙、桃、藤、の5人のシンデレラが
同時に登場する劇でして、当然王子様も5人いるわけですので
同じタイミングで同じセリフを言うのが王子様初体験の私には超難しかった事も
よくおぼえております・・・というか忘れられないのです

そして本番では、もはや忘れようも無い事が起こりました
5人のシンデレラが並んで時計の音を合図に、クツを残して去るシーンで
おてんばなシンデレラたちはクツを脱ぎ散らかして、さらに蹴飛ばしてしまい
所定の位置にクツが無かったのです
もはやどれが自分のクラスのシンデレラのクツか、わからなくなり探していると
わすれもしない黄緑組の王子さま・・内山君なんですけれど
私の・・・フジ組のシンデレラのクツを持って行ってくれまして
なぜか舞台上にクツは残っていなかったので、私はパニックになったのです!
そんなことにはおかまいなしで、ほかの王子様たちは4人そろって
「おお〜これは姫のクツにちがいない〜」と言って先に退場してしまったために
手ぶらの私は、あわれひとりで舞台にとりのこされてしまったのです
もちろん、まったくお呼びでないヤツになってしまったフジ組の王子様・・私は
恥ずかしくて恥ずかしくて5歳児なのに・・・もう死にそうでした・・・・

先生が見るに見かねて、クツを・・・普通のクツでしたが・・手渡してくれて
一人で「おお〜これは姫のクツにちがいない〜」とせりふをいうのですが
私が持っているクツは間違いなくシンデレラのクツではありません
しかし言わないと、舞台から降りることができないのです
長い沈黙の後で、セリフを半泣きで言って、舞台袖に走り去ったときに
私の心はすでに死んでいました

今もどこか・・・そう、その辺にでも私の、フジ組のシンデレラのクツが
残っているのではないかな〜と思ったりして、とても気になるのです

ま、結局はこんなことも、今となってはよい思い出なのですね

子供達にもそんな忘れられない思い出がたくさん出来ますように
役員一同、一生懸命がんばりますので、
どうぞ皆さんのお力をお貸し頂けますよう、お願い申し上げます。
本日はお忙しいなか、お集まり頂きまして、どうも有り難うございました。

(以上挨拶原稿)


そして入園式当日・・・・いや〜緊張しました

とにかく人前で大勢を相手にしゃべるのは難しいですな〜

結局いいたいことの6〜7割くらいしか表現できませんでした・・・

原稿を見てしゃべればよかったかな、しかしほとんどの人は聞き流していて

だれも覚えていないだろうから気にするのはヤメよう

そうだ・・・酒を飲もう



後日後輩に、からかわれてしまいます

「矢野さんは、王子様やったんですね〜」

「ん?ご覧のとおり普通の一般人や・・・・」と答えると

「そう、そんなかんじやったんですね〜嫁が変な挨拶やった言うてましたわ」

「変??ふ〜ん、それで内容は分かってもらえたんやろか?」

「いや〜、内容については王子様やった以外は聞いてません」

「ええっ?そこだけなんか!」

ひとの挨拶を聞く・・・というのは私の場合も内容はほとんど覚えていないので

覚えていただけているのはありがたい事かもしれません。 しかしながら

私が「王子様だった・・」という部分だけが一人歩きして妙な伝わり方をしては

今後の生活にも支障をきたすと思い、今回あえて載せる事にしたのです


私は王子様とよばれるのには五歳のときに、すっかりこりていますし

その後私が露骨に嫌がって見せたために、大臣役だったモゲル君から

なんと中学1年まで、「王子さま〜王子さま〜」とからかわれました

トラウマなのです・・・・よく鼻血をだした私のことを「鼻血王子」と

かっこよく呼んでくれたヤツもいました・・・あれは小学1年生のときだったな

子供心に「許せん・・絶対の絶対で絶対に許せん!」と思ったものでした


そんなこんなですので、くれぐれも私を見て、勝手に王子様のイメージを

重ね合わせて笑うようなそんな事は、しないで下さい

くれぐれも、金の刺繍とちょうちん袖のシルク上着に青いタスキをさせたり

そんなことは絶対にしないで下さい

くれぐれも、ピチピチの白いタイツをはかせて、赤いベレー帽をかぶせたり

そんなことは絶対の絶対でしないで下さい

くれぐれも、金の鞍の白馬にのせてバグパイプを持たせたり・・・

とにかくそんなことは絶対の絶対の絶対の絶対の絶対の絶対の絶対・・・・






第85話  お酒と寄り合いと居酒屋と健康と特殊能力  3月29日

この話の内容はかなり具体的なため、他言無用でおねがいします

しかも、アル中でない人には意味が分かりづらいので、読まないで下さい


さてさて、毎晩お酒を飲んでいる私ですが

自発的な「遊び」として外へ飲みに出るのは月に1回くらいなのです

決して多くはないと思います・・・がしかし、付き合いは大事です

寄り合いで、お酒が出る事も珍しくないですし

車で出かけた時など、お酒を前に飲まずにいると発狂しそうになります

なかには私用に会議中のお酒を用意してくれる、頭のいい後輩もいます

お酒があれば、寄り合いを欠席しにくくなるし、ニコニコして機嫌がよいという

私の習性をうまく利用してくれますな〜帰りはタクシーか・・・また出費や〜

寄り合いの後で一杯付き合ったりは仕方ない事ですし

心ならずも家から出て飲む事が多くなり、お小遣いを圧迫してくれます

そうそう

1月は新年会や、なんやらで寄り合いや飲み会が多いですな

2〜3月は年度末と新体制への集まりやなんやらで寄り合いや飲み会が多いです

4〜5月は祭りやなんやらで、寄り合いや飲み会がありますな・・・・困ったものです

おおおっ毎晩、出ずっぱりではないですか!

健康診断の結果も芳しくないため、お酒を少なくして、運動をしなければ!

でも寄り合いが多くて、運動する暇がない・・・おお〜そうだ、いい考えがある

寄り合いに行くのに、往復3キロを歩けばいいのだ!健康面と交通費の

両方が助かるではないですか〜ナイスアイデア〜


そんなこんなで私はメタボリック対策として「歩く」ことにしました

週に3日は歩くことになるので・・・・一ヶ月間に36km以上歩けそうです



1月末

10時半を過ぎて、やっと寄り合いが終わりましたが、誰も飲みに行こうとは

言い出さなかったので、今日はおとなしく歩いて帰ることにしました・・・


一人でフニフニ帰っている途中で、にわかに雨が降ってきました

傘を持っていなかったので、ちょうどよかったと居酒屋に入りましたが

お客は私だけでした。 もう終わりかな?と思い尋ねてみると、オネエさんに

「どうぞ、ごゆっくり〜」といわれたのでカウンター席に落ち着きました

芋焼酎のお湯割と、キノコ炒め、大根おろしを注文しましたが時計を見ると

すでに11時でした。 この店が開いてて良かったな〜

年に2〜3回ほどしか寄りませんが、我が家への帰り道で唯一の居酒屋なのです

やっぱり寄り合いの後は、お酒で精神を開放しないとダメです!などと思いつつ

次は生ビールを注文しながら「ここ、何時まででした〜?」と聞くと

「オーダーストップは11時ですけど〜どうぞ、ごゆっくり〜」

えええ〜そうやったっけ?以前は12時過ぎてもやってなかったっけか?

「すみません、雨が降ってきたもので、雨宿りのつもりでつい・・・」

と、言わずもがなのイイワケをしてしまうとオネエさんはさらに気を使って

「よかったら傘を使ってください」と親切に言ってくださいましたが

「いえいえ、大丈夫です」と答えてしまうと、オネエさんは外を見てきて

「まだ降ってますから、どうかごゆっくり」とおっしゃいます・・・ああ!しまった

これでは長居して迷惑をかけそうなので、あわててゴクゴクとビールを飲み干して

「すみません、やっぱり傘を貸してください」とお願いして店を出ました


「精神感応」という言葉があります。 聞きなれない事と思いますが

テレパシーのようなものと私は意識しています

雨がやまない・・・傘がない・・・困ったな・・・そこで酒を飲む・・・すると傘が出てくる

地味ですが、コレは私の酔った時に使える特殊能力「精神感応」なのです

ホントです


2月中旬  

その日は夕方から雪が断続的に降っていて、会議所を出ると真っ白でしたが

今は雪もやんで星が見えます。しかし今から飲みに行こうと誘う人はいません

私は一人で雪道を歩いて帰るのですが、今夜はあの傘を返そうと思っていたので

ちょうど良かったのです、まだ10時前だな、よしよし・・居酒屋に入ると

7〜8人が座敷で盛り上がっているので、私は一安心してカウンター席にすわり

芋焼酎のお湯割と、キノコ炒め、大根おろしを注文します

傘のお礼を言うと「わざわざすみませんでした」と逆に謝られてしましました

なんとなく、気分がいいですな〜 一人で長居は苦手なので

生ビールを追加で頼むとゴクゴクとのみほして、ホロ酔いで店を出て

雪の中を国道沿いに帰るのです。

積雪は10cmほどで、歩道には自転車の通った跡が1本と足跡が

1人分だけがありました。 なぜかこの足跡が気になります・・・まだこの先を

歩いているのかな?足のサイズは25cmほど、千鳥足の私と違い

まっすぐに、つま先がやや外向きに着地しています・・・おっさんかな?

知っている人だったりして・・・途中で転んでたりしなかな?・・・気になる〜

などと考えながら我が家の近所まで来てしまいましたが

なんと25cmの足跡が転倒していたのです、雪の上に派手な跡が残っており

段差に足をとられて、バランスを崩して手を地面についているではありませんか

予想が的中ですな!

それ以降はその足跡が左右に蛇行して、歩幅が一定ではなくなります

どうやら捻挫して、ビッコを引いているのです・・・・痛そう〜だいじょうぶか?

我が家の前まできましたが、なおも足跡はフラフラ直進してます

どうも気になります・・・よし10分だけ追跡しよう・・・近所のだれかが

このまま雪に埋もれて冷たくなっていたら、どうしよう?それはないか・・・

そして、ふらつきながらも団地に向かっている人影を確認して、安心しました

・・・やれやれ私もそうとう暇です

これも酔ったときに使える能力の一つ「予知」なのです

ちなみに、これは寝ているときにも使えます

ホントです


3月頭

昨夜はサクサクと議事が進み、寄り合いは9時前に終了しましたが

誰も飲みに行こうとは言い出さなかったので、歩いて帰りました

T君は次の寄り合いに行くようでした。 私も掛け持ちする事が珍しくなく

年度替りのこの時期はなにかと忙しいのです


とにかく早く終わってうれしいので軽く飲んで帰ろうと、適当な理由をつけて

やっぱり居酒屋に寄ります。 お客は私だけです

芋焼酎のお湯割と、キノコ炒め、大根おろしを注文します

さて次は生ビールを頼もうかと思ったときに、にぎやかなお客さんが入ってきます

「あれ?矢野さん・・・」

「お?T君やないか」

「宮津は狭いですね〜ここで飲んでたんですか」

「そっちもかなり早く終わったみたいやな、さっき分かれたとこやがな」

「そうなんす〜行ったら終わってましたし、先輩が飲みいくど〜言うてね」

そこで一緒に入ってきたK先輩から

「お!矢野君やんか〜一緒に飲もうかいや〜、どやっ!ビールでええか?」

ビールを飲もうと思った矢先にオゴリとは・・・ありがたい!

意識して「精神感応」を使った覚えはないのですが、せっかくなので

「すみません〜いただきます〜かんぱい〜うまいっすわ〜」と、ご相伴に預かりました 

いやいや、オゴリのビールは一味ちがう!ゴクゴク・・・もういっぱい飲みたいな〜

「フニフニ〜フニ!」

そこでK先輩「あ〜矢野君、おかわりやろ?はよ〜こっちのテーブルにこいや〜」

私「あ〜すみません、よろしいですか?」・・・・これが「精神感応」です!

K先輩「えんりょうしたら、あかんて〜どんどんイコ!」

私「それじゃ〜御言葉に甘えて〜お邪魔します〜いただきま〜す!フニッフニ〜」

T君「あ〜矢野さんのジョッキが空や〜すみません〜オネエさ〜んナマおかわり」

私「ごめんよ〜気を使ってもろて〜ありがとうな〜うまいで〜」ゴクゴク

気が付くと12時を回っています・・・午前様ですな・・・やっとお開きです

こんだけ飲んで酔っ払って、支払いが1200円!いや〜楽しかった〜

先輩ごちそう様でした! お礼はいずれ・・・・それではおやすみなさい


さてと、飲みすぎたか・・・フラフラする・・・力を使いすぎたか・・・

あ〜歩くのがなんだか面倒くさいな〜またアレをやるか! 

酔ったときに発揮できる特殊能力のひとつである「空間転移」を準備します

いわゆるテレポーテーションですな。 残った力を足先に集中します

準備は大変ですがこれを使うと、一瞬で帰宅できます。 さ〜てと飛ぶか

「フ〜ニフニフニフニっ!」弾みをつけるため小走りすると不思議なことが!

気が付くと私は我が家の風呂でお湯につかって、くつろいでいるのです

すばらしい力だ!お酒の神様に感謝します

この能力の欠点は、着ていた服が廊下などに脱ぎ散らかしたような状態で

飛んできていることです。

コレではへべれけで記憶をなくして帰宅したオヤジと客観的に違いませんので

衣服は洗濯機へ飛ばすように修行中でありますが、うまくいきません

間違って、私が洗濯機に浸かって、服が湯船に浮かんでいたら困るので

これはこれで、よしとしましょう・・・・このままでもじゅうぶんに便利な能力です

ホントです


さて健康のためにと歩いて帰りはじめたものの、逆に居酒屋に寄ってみたり

つい飲みすぎてしまったり、しまいには歩かずに転移したりして帰るので

これでは健康的には意味がありませんな、まったく本末転倒です

私の場合には歩くことがメタボリック対策になりえないということが

飲めば飲むほどはっきりしました


なに?歩かなくてもいいから・・・酒をやめろ?

そんなことをしたら超能力が使えなくなるではありませんか!



3月末

あれから自転車に乗って寄り合いに行くようになった私は・・・・・・・・・・・・

自転車ごと家へテレポートできるようになりました


お酒の神様〜ホントにありがとう





第84話  ペット その2   3月7日

夜遅く帰宅し、とりあえず飲みなおして、さて寝るか・・という時

枕元にメモ紙を発見しました  手に取って読みますと・・・

「え〜なになに・・ぱぱだい・・すき・・いつ・・もおし??読めんぞ〜ああ

鏡文字になっとるな、ええ〜と・・おしごとがん・・・ばって・・ね とおこ」

おおお〜なんとかわいい置手紙じゃ〜!ト〜コありがとう!

6歳の次女は間違いながらも、ひらがなを書けるのが嬉しいようです

それ以上に読んだ私も嬉しいです。 ワシも好きやで〜〜お仕事頑張るで〜

次女のトオコはあまり愛嬌がないので、今回のトーコ・メモは新鮮ですね〜

姉妹でも表現のかわいらしさに、違いがあって面白いものですな

これはポイント高いです、次女の布団をめくって寝顔にブチュっと吸い付きます

「かわいいから〜ご褒美じゃい!」


かわいいといえば前々回の続きになるのですが、長女がペットショップの

あのカワイイ犬をパパも一度は見たほうが良いと言うので、しぶしぶ店へ行くと

その犬・・・足の短い茶色い仔犬がいました。

ミニチュア・ダックスと言うらしいその犬は、どうにも情けない目つきで

ダメ犬っぽい雰囲気でしたが、娘はとても気に入っているようでした

他にもかしこそうに見える元気な仔犬がいるのにな〜



こんなこともあろうかと妻がはじめた500円玉貯金はすでに2万円5千ほど

貯まっておりましたが、その犬を買うには1万5000円は不足しています。

すっかり犬に魂を奪われた長女は、お年玉をママへ差し出したものの

ぜんぜん足りないことに焦って、なぜか私の財布の中身を調べると・・・

長女「一万円と千円は5枚もある!パパ金持ちや〜これで犬が買えるわ〜」

小鳥をすすめている私が、なんで犬を飼うために貴重な小遣いを差し出さねば

ならんのか全くもって腑に落ちません。すると当然、娘からはケチ呼ばわりです

長女「パパのせいで、あのカワイイ犬がウチに来られへんのやで〜なんでなん!」

私は正直者なので、子供にもわかりやすく、かいつまんで説明いたします

私「ママの500円貯金が15000円足らんのは、パパのせいやないんやで」

長女「ママは、パパがお酒を飲まなんだら犬が買えるんやて、言いなった!」

私「よく聞けナナコ、実はこのダイエットの機械が16000円なんや!」

妻「パパっ!いらんことを言うな!ナ〜コうそやで〜そんな高くないで〜」

私「パパは明細を見たんや〜お酒よりぜんぜん高いんや!あきらめなさい」

娘「ママどういうこと?」

妻「ちがうで、パパの財布のお金で犬が買えるのに間違いないんやで〜!」

娘「パパ!犬を買わんのやったら、お酒やめて!お酒やめたら犬が買える」

私「どういう理屈でそうなるんや!むちゃくちゃやあああ!」

犬を買うために、お手伝いをしますとか、通信簿の成績をあげるとか、そういう

誓いを立てるなり、自分の態度を改めて親の言うことを素直にくようになれば

私としても「NO」を言いつづけるつもりはないのです。 私も動物は好きですが

ケジメというかなんというか・・・子供の都合を最優先する気はないですし

親父に禁酒させて自分の願いを達成しようとは、とんでもないヤツです!

ものの道理を分からせるためにも、4月まではとりあえずペットはお預けです

犬好きの妻は今すぐにでも欲しいようで、今日も聞いてきたところでは来月に

パピヨンとチワワのミックスが生まれるらしい、とのこと・・ミックス?どんなんやろ

そうとうカワイイ予感がします・・・・・・いや!イカンイカン




夜遅く帰宅して枕元にメモ紙を見つけ、手に取って読みますと・・・

「え〜なになに・・パパおさけ・・やめて、のんだら一まん円もらう?

それでもまたのんだら、さいふからぜんぶとりあげます ナナコ・・・・」

8歳の長女は自分の立場を間違っており、父親のお小遣い没収を予告しています

読んだ私の怒りは、もはやお酒なしでは納まりません、ナナコありがとう〜

姉妹でも表現のかわいらしさに、違いがありますね

長女のナナコには愛嬌はありますが、こういう手紙をもらったことがないので

今回のナナコ・メモは新鮮ですね〜いつもはかわいい娘だけに驚きます

これでは酔いが醒めますな〜 布団をめくって寝顔にブチュっと吸い付きます

「かわいくないから〜お仕置きじゃい!!」

ついでにトオコにもチュ〜っと・・おや?こぶしで頬をぬぐっていやそうな顔

そして三女のモモコにもチュ〜あ!目を開けた!やばい、トントンと腰を

たたいて落ち着かせます・・・よしよし、寝た寝た・・・ふ〜よかった

さて今度は一番大きな・・・愛する妻にもキッスを見舞うとしよう〜グフグフ

寝とる寝とる・・・・それではいただきま〜す・ぶちゅ・・ええっ!

ガバっと起き上がった妻からは、すでに逆水平チョップが繰り出されており

私の喉元で寸止めされています

妻「なんや!」

私「ワシやっ・・なんでもない・・」

妻「ん・・・はよ寝ないや」

私「うん、もう寝る・・・・」

コロサレル〜〜あと数ミリで危うくノドボトケが割られてしまうところやった!

恐ろしい女やな〜合気道初段〜コワ! あれ〜ねむれなくなってしもた

さ〜飲みなおし〜飲みなおし〜

あああ〜こんな怖い思いをしなくてはならないのなら犬を買ったほうが

まだましなのかも・・・・・アアコワ






第83話   お葬式とヒゲ  2月28


近所で不幸があったので、お通夜とお葬式を手伝いました

隣組というやつですな、困ったときはお互い様です

しかし今回は普段のお葬式とくらべて大変でした

それは大雪注意報が、すでに3日目だったからなのです


都会では、お葬式をセレモニーホールを利用する場合が多いと聞きますが

こちらは田舎なので、親戚と近所が集まって、お通夜の準備から始めます

男は公民館から長机と座布団、コップやヤカン、大鍋などを借りてきて

さらに、お寺の裏の倉庫から分解して保管されている祭壇を運び出します

女性達は、ふすまをはずしたり掃除や食事の用意で大忙しなわけです

しかし、雪は困りますな〜お寺も公民館も、すっかり埋まっておりまして

いつもなら軽トラックで横付けして2〜3人ですぐに運び出せるのですが

家も道路も寺も公民館も駐車スペースも、すべてが雪に埋もれており

朝から全員スコップ片手に、ひたすら雪かき大会です・・・・

雪の降らない地域の方には、あまりピンとこないかも知れませんが

3日間の積雪量が合計で100cmを超えてしまえば

もはや何をするにも不便極まりないのです・・・もちろん寒いです

あすは本当にお葬式ができるのか?と疑問に思えてきました



話は飛びますが・・・私はヒゲを伸ばしております・・・意味も無くです

それはヒゲをはやしても特に不便だと思ったことが無かったからなのです

5年前に長年使っていたシェーバーが壊れまして、T字かみそりでは

カミソリマケをするし、ちょうど体調も悪くてヒゲをそらない日が続き

伸ばし放題にしておりましたら、私はあまり広範囲にひヒゲが生えない事が

分かったのです。 鼻の下とアゴ先だけです・・・これはこれでイイのかも


アルプスの少女ハイジのおじいさんみたいに、ひげを伸ばし放題にすると

目の周りと、唇以外の顔面にびっしり剛毛が生える人も多いようでして

そういう人からは「ヒゲの手入れがたいへんでしょう?」と聞かれます

私が、鼻の下以外を毎日キレイに剃っていると思ってしまうようですな

私はモミアゲにさえほとんど毛が無い状態で・・髪以外の毛が薄いのです


日ごろの手入れは、週に2度、上唇に届きそうなヒゲを工作バサミで切る

わずか10秒ほどなのです、これでおしまいですから、とにかく楽です

たまに念入りにヒゲをととのえて切ったりすると、いい暇つぶしになります



さて、通夜に行くので、いつもよりクチヒゲを短く切りそろえて、アゴヒゲは

T字でそり落としました。 でもカミソリマケして出血・・だからヤなのです

プロである理髪店のオヤジさんにも、私のひげは剃りにくいといわれました

硬くて太くてまばらで、生えてる方向がマチマチで毛根が浅い・・らしいです


しかしアゴにひげが無い、すべすべ感と肌寒さは新鮮ですな


さてお通夜では、寒い玄関先のテントで香典を受け取る係になりました

筆ペンで名前を書いてもらって、香典のお返しを渡して頭を下げるのです

あまりの寒さに、参列者の筆ペンも手が震えて気の毒だな〜と思っていると

一緒に受付にいるおじさんが小声で言います「矢野くん、ハナ水でとるデ・・」

気の毒なのは、むしろ私のほうで鼻水出しながら受付をしているとは・・・

「すみません・・カゼかな?」 鼻水を拭いて、とぼけておりますと

しばらくしておじさんが、またもや「矢野くん〜またハナ水・・・」

「え?またですか??」触ってみますと、やはり鼻水をたらしております

我ながら、アホ丸出しの格好で受付にいるのが恥ずかしすぎます

参列者の中にも私の鼻の下をジロジロ見ている人がいたしりて、気になり

鏡をみて確認すると、イケメンの私なのにミズバナがバッチリ2本たれてます!

これではアホ中年以外の何者にも見えません!うちのバカ娘でもハナをたらして

ないのに〜しかし私の鼻はすっきり通っていて、鼻水を出している感覚が

無いのです。 寒さで頭がおかしくなっている・・・わけではありません・・・・

よく考えてみると、どうやらあまりの寒さで、鼻息が凍ってヒゲにくっつき

小さなツララ状になって、あたかも鼻水に見えるようなのです


参列者の皆さん、ご遺族の方には、たいへん失礼をいたしました

久しぶりに、ヒゲはさっぱりと剃り落としたほうがイイかなと思った瞬間でした






第82話  ペット その1  2月16日

長女がペットを飼いたいと言い始めました。 妻もその気になってます

ナナコは8歳になり次女は6歳ですが、三女はまだ3歳なので、まだまだ

子供に手がかるというのにペットを飼う余裕は、精神的にも経済的にもナイ・・・

むむむ・・どうしたものかな〜我が家では、かつて猫を飼っておりましたが

長女ナナコが3歳の時に残念ながら交通事故で死んでしまい

それからは我が家にペットはおりませんでした

しかし情操教育にいいとか、弱い命を思いやる気持ちを、とか言われると

それもそうかな〜と思います

かくいう私は猫が好きです・・妻は犬好きで、子供は鳥が飼いたいようです

さて何を飼いましょうか? 春になったら決めましょう〜

私はどうも極端な性格らしいので、あえてお金を払うのならば、そのペットには

「特徴」とか「技・芸」を求めます「珍しい」のも魅力的ですな

猫なら、でっかい「メインクーン」が気になりますな

鳥なら「しゃべる」とか「手乗り」がイイのでインコやオウムでしょう

犬なら「ブルドッグ」「ドーベルマン」「チワワ」あたりがいいのかも

しかし妻の好みは「柴犬」「バーニーズ」「ピレニーズ」のようです

ピレニーズといえば、かの名犬ジョリーです、これはさすがに大きすぎますな

バーニーズもやっぱり大きいな〜柴犬は悪くないが、やや普通かな〜

妻が「どうしても犬を飼いたい、なんでもいいから〜」というので

「ワシの好きなブルドッグだったらOK」と言うと

犬好きのはずの彼女の口からは驚くべき言葉が飛び出しました

妻「ブルドッグは犬やない・・」

私「おいおいブルドッグやで!名前におもいっきりドッグがはいっとるがな」

妻「ブル意外なら何でもええんや、保険所で処分されそうな犬でもええんや」

私「なんだか処分前のかわいそうな犬よりもブルのほうがかわいそうに思える」

妻「私は雑種でもなんでもええんや、普通の犬がええんよ」

私「普通に(ブル公)って名前をつけようや、ブルドッグに」

妻「絶対イヤ!」

私「チクチクとがったシルバーの鋲を首輪につけたら最高やで!」

妻「あ〜意味がわからんわ・・・・そんなコワイ犬を誰が散歩さすんや」

私「おまえ・・そうや!ロープの代わりにチェーンにしよ、絶対ステキやで」

妻「も〜どんだけ趣味が悪いんや」

私「そう言うお前は、今日もステキやで〜」

妻「犬の趣味はともかく、女の趣味はまあまあやな」

私「似たようなもんやと思うけど・・」

妻「飼い主とペットは似てくるって言うやろ?ほんならブルはアカンやろ」

私「愛想がないとか太短い感じが、すでに似ていると思われるでか?」

妻「あああ〜腹の立つことしか言わん男やな〜」

私「ほな、グレーハウンドとかウイペットとか足の早いむっちゃ細い犬は?」

妻「それもいらん・・・・飼い主と比べられるやないの!」

私「でも、飼い主と犬は似てくるんやろ?あ・犬のほうが太るか・・」

妻「あああああ〜うるさいな〜私は普通の犬がほしいの〜!」

私「普通の犬好きなら、どんな種類の犬でも好きなんとちがうんか?」

妻「ああああああああ〜うるさいうるさい〜私は私が好きな犬がほしいの〜!」




ここ数年のうちに、私は野生の鳥たち、スズメ、ツバメ、カモメ、イソヒヨドリ

コサギ、カモ、トンビなどを偶然にも触る機会に恵まれていることを思うと

どうやら我が家には鳥が合いそうです、大きなオウムを肩に乗せるのも

夢がありますな〜 しかし、派手で大きなオウムは10万円を超えたりします

これは却下

春になったら、お手ごろ価格の小さなインコを飼いましょう! 

雛から大事に育てると手乗りになり、絶対にかわいいはずです

オスは言葉も覚えるらしいですし、長生きなのも魅力ですな〜うんうん

ちなみに私は酉年です


がしか〜し妻に先手を打たれてしまいました


夕食後に、テレビをみながらお酒を飲んでいると、ナナコが妙な事を言うのです

「パパ〜ナナコの指をちょっとかんでみてくれん〜」

「ナニ?」 しかしこういうことには、オッサンはすぐに反応します

ハウハウいいながら人差し指を痛くない程度にカミカミしてやると

娘「次はペロペロしてみて・・・」

「ナニ?」さすがに大人として、親としてこれ以上の壊れた対応は出来ません

私「ゴラッ、ナナコ!ワシは犬か?父親やぞ!」

娘「そうなんや〜今日見た子犬がな〜私の指をかんで、ぺろぺろしてな〜」

私「な?・・ん?それがどうしたんや」

娘「むっちゃかわいいんや〜、あんなかわいいのは、はじめてみたわ」

私「パパよりかわいいんか?」

娘「あたりまえや、も〜たまらんくなってしまうほどなんや、絶対に犬やわ」

私「鳥ちゃうんか?ボタンインコやオカメインコの話はどうなったんや?」

娘「パパ〜わたし、あの犬がほしい〜」

私「ママの仕業か、まんまと寝返りおって・・トーコは?鳥がほしいわな〜」

次女「私も、イヌ・・・」

私「なに〜!トーコは鳥のかわいさを知らんな〜」

次女「しらん・・イヌがいい・・」

私「え?なんやて・・お、おいモモコや、トリさんとイヌどっちが好きや?」

三女「タオル〜!」

私「タオルは違うで〜、鳥が手に乗ったら、めっちゃかわいいよ〜どや?」

三女「タオルがスキ〜」

3歳児に聞くんじゃなかった・・・うわあああ〜やられた〜鳥は消えたか!

多数決で私がモモコのタオルに転んでも2票、ママのイヌ案がすでに3票か

あ・・タオルはペット違うか

くっそ〜、私の不在時を狙ってペットショップへ子供たちを連れて行き

カワイイ子犬を見せるとは・・・これは困ったことになりましたぞおおおお

これが飲まずにおられましょうかああああああああ  うぃ〜






第81話 ごっついな〜  2月2日

次女が幼稚園で、遊びに行く約束をして帰ってきました

お友達のNちゃんの家までは遠いため、私が車で送り迎えをしたときの話です


夕方5時に迎えに行き、公園で遊んでいた子供たちを見つけて声を掛けますと

トーコは私を軽く無視して遊び続けようとするのです。 もう一度呼んでみます

しばらく2人で何かヒソヒソ話していましたが、Nちゃんがこっちに来ました。

トーコはこっちには来ません

Nちゃんは、うちの次女トーコと違って活発で、しっかりしている子のようです

そのNちゃんから、もう少し一緒に遊びたいとの時間延長の交渉を受けました

カワイクお願いされてしまい断りにくいのですが、帰宅時間は守らせたいので

私「おっちゃんも、トーコをすぐに連れて帰らんと、しかられるんや〜ごめんね」

するとNちゃんは下記のような会話でオッサンの私を手玉に取ろうとするのです


N「おっちゃん、もうちょっとだけええやん〜ほんま、たのむわ〜♪」

私「ダメ〜、またこんどね〜次はウチに遊びにおいで」

N「あっ!おっちゃんの車ごっついな〜かっこええわ〜なんていう車?」

私「ん?これは、ホンダのオデッセイ・・・の改造してある車やな」

N「へ〜ごっついな〜」

私「Nちゃんは自動車に興味があるんか?」

すると急にテンションを上げてNちゃんが大声で

「そんなんどうでもエエやろうがっ!(怒)」

私「え?・・・・」  イマ一瞬怖かったぞ・・・なんだ??するとNちゃん

振り向いて走り出すと「トーコちゃん、もうちょっと遊んでもエエやって〜」

トーコ「・・うん」

私「コラまて、遊んでエエなんてだれも言ってないで〜トーコ!帰るぞ〜」

すると、またNちゃんだけが戻ってきて、かわいく話を切り出します

N「おっちゃん、この車ごっついな〜乗せて〜エエやん、どっかドライブいこうや♪」

私「もう5時過ぎとるし、君たちはじゅうぶん遊んだやろ?ト〜コ車に乗りなさい」

トーコ「・・・・・・」

N「おっちゃん、この車は何人乗り?おしえて〜♪」

私「ん?この車か?7人乗りや」

N「7人も!へ〜ごっついな〜」

私「まあ、7人乗る事も無いけどな」・・・Nちゃんは車に興味があるんかな?

N「おっちゃん〜ウチのパパの車も7人のりなんやで〜♪」

私「へ〜ごっついな〜!」 と、Nちゃんの真似をしてみましたらば

Nちゃんハイテンションで「そんなんどうでもエエやろうがっ!(怒)

私「え?・・・・」  また怖かったぞ・・・なんだ・なんだ??

N振り向き「トーコちゃん、おっちゃんがドライブに連れて行ってくれるって〜♪」

トーコ「・・・うん」

私「おいおい!言ってへんで!ドライブ行かへんで〜帰るんやで!」

するとハイテンション状態のNちゃんからは、またもや

N「このおっさん!シンキクサイやっちゃな〜もう知らん!トーコちゃん行こ」

トーコ「・・・うん」

私「なに?なんでや?待て!ト〜コ〜!Nちゃん〜!ワシを無視するな〜」

するとNちゃんが戻ってきて言うのには

N「おっちゃんは、なんでウチの事を呼び捨てにするんや!」

私「えええ?呼び捨てにしてへんで、ちゃんと(Nちゃん)って、呼んだがな〜」

N「そんならエエんや、でもおっちゃんならウチを呼び捨てにさせたげるわ〜♪」

私「なんでワシがNちゃんを呼び捨てにせなアカンのや?そういうのは家族が」

すかさずNちゃん「そんなんどうでもエエやろうがっ!(大怒)

私「なんでじゃ〜!言いだしたんはNちゃんやのほうやで〜」

聞く耳を持たず遊びを再開している2人を見ながら途方にくれてしまいますが

トーコと同じ6歳の女の子なのに、大人相手にNちゃんの話術はすごいです

いったん子供の目線にまで大人の会話レベルを下げさせておいてから

自分のペースになったところでキメゼリフの「そんなんどうでもエエやろうがっ!」

一瞬こちらの思考がストップしたところで、自分に有利な展開に運ぶとは!

小嶋よしおの「そんなの関係ねェ!」とは一味違います、切れ味が鋭いのです

この圧倒的なパワーを、うちの無口なトーコにも分けてほしいですな

つめの垢をせんじて飲ませたい気分ですが、そんな事をNちゃんに言えば

またもや「そんなんどうでもエエやろうがっ!」としかられそうですな

家族のだれかの口癖なのかな?とにかくNちゃんは、ごっついのです・・・・

おっと、感心してばかりもいられませんでした

「お〜い、パパは帰るよ〜!」






第80話  トイレトレーニング    1月28日

トイレトレーニングのお題で第14話を書きましたが、あれから4年がたち

娘が3人に増えた現在では、その極意を「目で見て覚えさせることだ!」

と悟りましたが・・・


三女のオムツがなかなか取れないので困っていた時の話です

2歳児の子供が「トイレ!」と言った時にはすでに遅く、ウ●チをした後です

●ンチをオシリに挟んでから報告されては、ご飯の最中など困りますね

せっかく言葉を覚えたのだから、ここはしっかり指導を始めましょう

とてもいいアイデアがあります。

「百聞は一見にしかず」のたとえどおりに、トイレへ一緒に行って

娘に「その一連の流れ」を見せるのです。 簡単な事です

親とはいえ恥ずかしくないわけではありませんが、これは教育です! 

これならアホでも理解できるようになるはず

長女・次女のときも、これでバッチリでした

「パパは、ウン●がしたいので、トイレへいってくるわ〜」と打ち明けると

せまいトイレに一緒に入って実況つきで「お手本」を見せます。

最初は不思議そうにしていますが、ことを終えた私がお尻を拭くのを覗き込み

ニコニコ喜びだすと(ああこういうことなのか)と理解できたような感触です

ついでに、おねえちゃんたちのも見せてトイレはこうなのだと勉強させるわけです

次からは、予告してからトイレに行ってくれるものと信じて疑いません

家族ならば教育のためにはプライドを捨てましょう!


            てづかみのナナコ
 ぬかるみのトーコ           まどろみのモモコ



私には10歳離れた妹が1人おりまして、保母さんをしています

仮に二つ名を「黄昏のムツコ」〜たそがれの〜としておきましょう

妹が日曜日などに、私の娘たちの面倒を見てくれることがあり

この「おばちゃん」が子供の頃に遊んでいた「シルバニアファミリー」で

ままごとをしたりして女同士で盛り上がっています

当店は日曜日に営業しているため、子供をどこにも連れて行ってやれないので

我が家に、保母さんがいるというのでとても助かるのです

そんな世話になっている妹に、長女は「おばちゃんには、彼氏がおらんの?」と

禁句を吐いて凍りつかせたりしますので、さらに妹が黄昏るではありませんか

しかし子供は残酷ですな。 無邪気な鬼です、まさに「無邪鬼」・・・

さてさて

あそびの途中で妹がトイレに行くと、しばらくして騒がしくなりました

ワイワイ言っているようなので駆けつけると、三女がトイレの戸をたたいて

「オバチャン〜オバチャ〜ン、いれて〜」と叫んでます

モレそうな三女がもよおしているのに妹がすでに使用中のようなのですが

「イヤ〜なんで〜!あんたは先に行っとったやろ、ヤメテ〜」と中から妹の声

そうなのですバカ娘は、トイレに行って用を足すのを覚えただけではなく

一緒にトイレの中まで同行してその様子を見るのもセットで覚えているのでした

これでは変態と、さほど変わりません・・・・バカ娘め!親に恥をかかせおって

それでバカな姉妹たちも集まってきてトイレ前でもワイワイ言っているのです

長女「おばちゃんどうしたん?入れて〜ウチらも一緒に見とってあげるで〜」

妹「もうやめて〜見にこんといて〜みんな向こうへ行きなさい!」

落ち着いて用が足せない様子の妹に兄からエールを送ろう

「妹よ!恥ずかしがるでない・・教育者ならばココは見せとけ、これも愛だ!」

家族ならば教育のためにはプライドを・・・捨てられんわな〜

トイレトレーニングは「目で見て覚えさせることは間違いだ!」と悟り直しました






第79話  ヤフオクxクリスマス 12月18日

きれい好きの妻が私の携帯電話を洗濯してしまい

使用不能にしてくれました・・・3年前の話です

「何でポケットからださんのや!まったく!」と逆にしかられました

私の携帯はすでに電源が入らない状態でしたので、買い替えるのですが

そのときに、水にしっかり濡れた携帯電話は電池BOX内の小さな印が

にじむことで水没した品とよくわかるんですよ〜と教えてもらいました



私の妻は、きれい好きのため自分の携帯電話をも洗濯してしまい

使用不能にしていました・・・・・半年前の事です

「なんで、ポケットから出さなかったのでしょうな〜?まったく〜」

しかも、新機種に買い換えたばかりだったので、新しく買いなおすのは

恥ずかしいやら、くやしいやらで、私の知り合いに相談してみますと

中のチップを入れ換えるだけで、すぐ使用できるとのこと

面倒な手続きはしなくていいのか〜〜便利だな〜 


とりあえずヤフーオークションで同じ機種を探すことにしました

半額とは言いませんが、そこそこ安い値段の品がありましたのでしたので

それを落札して使う事になりました



私は2000年に初めてインターネットの存在を知り、びっくりしてましたが

2001年に会社がネットにつながったときに・・さらにびっくりしましたな

ダイアルアップで3分10円かかっても惜しくないほどの、ほしかった情報が

ここには、たくさんあるではないですか〜!一気に趣味の世界が広がりました

未来が、ぱぁ〜っと開けた感じがしましたな〜〜うんうん


当時の愛車「いすゞピアッツァ」のパーツや大好きな時代劇「助け人走る」を

検索しておりましたら、ヤフオクでたくさん見つけました!ここだったのか!!

今では手に入りにくいパーツや、ビデオ、本、CD、オーディオ機器などなど

のどから●●●が出るくらい欲しい物が、見つかる見つかる

なかでも「助け人走る」第一話のビデオは、すでに廃盤で、レンタルにも無く

再放送も無いため、あきらめていた品だったので、どうしても手に入れたくて

不慣れながらも、すぐに登録、入札して、値が上がって、さらに上乗せ入札

500円スタートだったのが2000円ほどになりましたが無事落札して

二日後に代金引換で送られてきた品は、まさに思いどうりの品でした


テレビ前に正座し、ビデオをスタート!長いような短いような至福の50分間

なんて便利な世の中だろう!15年ぶりに願いがかなって、最高やああ〜

ほかにも、昔とてもほしかった品が半額以下で・・・おお夢のようやがな〜


今度は第3話のビデオが出品されているのを発見!また落札!スンバラシイ!

最終話も落札、この3本以外は発売すらされていないので、あきらめて

その後、趣味の品を探して、売りにも買いにも、ずいぶんいそしみましたが

時代の流れは速くて、ますます便利になっているのです・・・・予想外です

かいつまんで説明いたしますと

その後はスカイパーフェクTVで「助け人走る」の再放送が始まりまして

全33話を録画終了したため、落札した3本のビデオは見る事はなくなり

さらにDVDで全話が発売になったり、動画サイトでレアなシーンも見る事が

できるようになったりと・・・ちょっと世の便利すぎやしませんか!まったくも〜

落札して喜んでいた3本のビデオは、今では意味がないものに変化しました


近年オークションも当たりはずれが顕著になり、届いた品が、壊れていたり

がっかりするような状態だったり、安く落札できたものの音信不通だったり

品物が届かなかったりと、イヤ〜なことも沢山ありましたな〜。


そのうちもっとイヤな事が・・・・我が愛車のいすゞピアッツァの事故です

そうです廃車になったのです。 トホホ・・当然パーツも必要なくなりました

さらに子供が大きくなるにつれて私の趣味も、だんだんと少なくなり

徐々にオークションに参加しなくなってしまいました


さて、おととしのクリスマス前のことですが、長女が心配そうに

娘「たまごっちをサンタさんにお願いしとるんやけど〜無いかもしれん」

私「タマゴッチって、昔はやっとったけど、今でもあるんか?」

娘「ある、みんなもっとるんやけど〜今は買いに行ってもないんやって」

私「サンタさんにお願いしてエエ子にしとったら、もらえると思うで」

娘「なかったら、シールだけでもええんや〜安いし〜それはたぶんあるわ〜」


シールでも、たまごっちグッズが欲しいなんて、いじらしい・・・うううむ

ここはがんばらなくては! 欲しいものがわかった以上は行動開始

まず身近なお店を、何軒か探すのですが、品切れで手に入りません

たしかに、シールはならあるのですが・・・・ここはパパサンタの

意地にかけても、タマゴッチ本体を見つけるべくネットダイブを開始!

がしか〜し大手ネット通販でも売り切れ中ばかりなのです、あちゃ〜!

結局オークションで探しましたら、あるわあるわ100個ほど出品があります

なんじゃ?これ・・・やっぱりここか〜!

とにかくクリスマスに必要なので落札いたしました。

もちろん新品ですが、定価の倍ほどの落札金額にくわえ振込み手数料や

送料も合計すると軽く5000円を超えましたな、しかたないわな〜

カワユイ娘が喜んでくれるのならばとのオヤバカでした

うう〜しかし、なんでこんなに高いのだ?市場の原理か・・・

結局、念願のプレゼントに娘は「サンタさんは、すごいな〜ありがとう」と

とても喜んでくれていた娘でしたが、タマゴッチの世話が不足したようで

3回もたまごっちを死なせてしまいます。

幼稚園で飼っていたモルモットが死んだ時は、クラスで一番大泣きした娘が

マイ・タマゴッチを死なせているのに、笑ってリセットするのには

ちょっと怖いものを感じました・・

しかも長女はすぐ飽きてしまい、その後は次女が使う案もありましたが

今では電池を抜いて神棚にずっと封印中です・・・まあこんなもんですな



先日、飲み会で後輩Mを相手に、そんな話の顛末を話しておりましたら!

M「そ〜でした、たしかにおととしの12月はボクもそれで大儲けでしたわ」

私「なんで?君はおもちゃ屋とちがうやんか?」

M「ヤフオクで売ったんですわ、50個ほど買うてね、エエ値がつくんす〜」

私「え?オークションで売るためだけに買うんか?ワシ買えんかったのに」

M「ボクは知り合いに頼んで箱買いするんですわ、まとめてド〜ンとね」

私「箱で!そんな事が?ほな君から直接買ったらよかったわけやないか〜」

M「もちろん矢野さんやったら1個くらい定価でわけてあげられたのに〜」

私「そうか〜ありがと〜って!君みたいなのがおるから市場が混乱するんや」
                (注・ノリ突っ込みです)

M「クリスマスに手に入っただけ、ラッキーやったんとちゃいますか?」

私「娘の喜ぶ顔には、かえられんか・・でも、すでに飽きとるしな・・・」

M「まっ、クリスマスが終わったら高値では売れませんし、もうないすわ」

私「うううなんだかな〜世の中まちがっとる気がするな〜まったく〜」

なんなんだ?この腹立ちは・・・ネットオークションは便利で面白いのですが

今までに味わった事のない感覚。間接的にくすぐったいような、かゆいような

うっと〜しいような、妙な気分、なんだか予想外の気分にさせてくれるのです



超キレイ好きの妻が、またまた携帯を洗濯してしまい、使用不能になりました

先週の事です・・・何でかな〜もはや腹もたちません、悲しくなります

今回もヤフオクで同じ機種を探しましょうか 仕事にも差し支えますし

早く手に入れないと〜と思っていると色までまったく同じ品が半額以下の

即決で出品されていましたので、これはラッキーかもと即入札!落札!!

翌々日に届いた携帯は、まさに同じ品で文句なしです! ああよかった

しかし電池BOXを開けてよくよく見ると・・・驚いた事に

まったく同じ水没した印のある品だったのです

まったく〜





第78話 イタイ後輩 その2  11月15日

前回の77話を読んだ妻から「これ以上はシモネタをやめなさい!」と釘を

さされてしまいましたので、残念なことに今回からは

前回と同じくらいかそれ以下のシモネタを掲載せざるを得なくなりました

反省しております。


今回も、アルコールが入っていない状態の方は、読まないほうがいいと思います

私のことをイタイ先輩だと、勘違いしてしまう恐れがありますので




「嗚呼なさけない・・・・夢か?そうだきっと夢に違いない!」

こともあろうに、私はトイレのドアを開けられてしまいました

朝の7時に、青年部主催フリーマーケットの準備中におなかが痛くなってしまい

公民館のトイレに駆け込み、用を足している最中でした。 いきなり足音が近くと

ためらいも無くドアが開かれ、洋式便座にすわっている私と向かい合ったのは

イタイ後輩のSG君でした・・・・まだ私は夢の続きをみているのか?正夢か?

たしかにフリ●ン状態ですので私から仕掛けた「ドリーム・ダイブ」か?

あるいは、そのしっぺ返しなのか? アアコワ(75話参照)



我が家では、トイレに鍵をかけません・・・・ま、これはふつうですな

しかしドアを閉めない事もあります・・・・これは普通とはいいません

これは、私が戸締りにだらしない男だからという基本的な理由と

隠し事をしないことを、世間にアピールする男らしさの表現であるため、そして

自分のトイレシーンを家族に見てほしいという倒錯した欲求があるためなのです

うそです

子供が生まれる前は・・・・もちろんドアはいつも閉めていました・・・が

娘が2歳になるまではドアを、あえて開けるようになりました

トイレに行くと、子供から目を離してしまうわけで、それが怖いからなのです

うちの子供はいずれもアホなので、何をするか分かりません

階段から落ちたり、外へ出たり、冷蔵庫を開けたり、ガスコンロに火をつけたり

じっとしていない為、排便中でさえ子供の安全を気にかける私は、あえて

ドアを閉めずに聞き耳を立てて用を足すのであります・・・・これは愛なのです

いまでは末娘も3歳になり、もはやドアを開ける意味は薄れつつありますが

ついつい閉めないことがあり・・・・用を足しにきた長女・次女と鉢合わせになり

困ることがあります。 娘もニヤニヤしてその場を立ち去ろうとしないのです

他人に見られながらというのは集中できないので、やたら時間がかかりまして

「はよ〜かわって!モレル〜」と面と向かって、せかされても中断はできなくて

家族でさえこまるのというに・・・・


そうなのです、今回トイレのドアを開けてくれたイタイ後輩のSG君は

「あっ、すいません」と謝って、恥ずかしそうにドアをしめることはせず

「も〜矢野さん、なんでカギかけんとウ●コしとるんですか!かなんな〜」

と言って御説教をしてくれます、しかも彼はひるむことなくそのまま続けて

「チリ紙がほしいんすわ、とってください」とおっしゃいます

もちろん私はひざにズボンをずらしたままで、紙ロールをコロコロとのばして

私「こんくらいで、ええか?」

SG「ぜんぜんたりませんわ!ぜんぶです、ひとまき下さい!」

私「ひ・ひとまき?なんに使うんや?」

SG「ボクは鼻水が、よ〜出るんですわ」

私「ほな、使い終わったら返せよ」と手元のロールをはずして手渡すと

SG「これは、いやです!新しいのを・・・そこにある予備を・・そうそれ」

私「おまえ、ワガママなヤツやな〜しょうがないな〜ほれ」

私「ありがとうございます」

私「しかしおまえ、どんだけ鼻かむ気なんや?」

SG「そんなん知りません! も〜矢野さんは、かなんわ〜」(逆切レ気味)

私「あの・・・もう閉めてくれへんか・・」


20代の後輩に40前のオッサンが、よもや大便の最中にドアを開けられ

そのまま不毛な会話を続けられてしまうとは世の中まちがっとる


嗚呼なさけない・・・夢か?そうだきっと夢に違いない!

と思わざるを得ませんでした・・痛い男・SG君からイタイ菌が感染したのか

ワタシのあたまの頭痛が痛くて、ワたまがアれそうなのだす   たすげて〜





第77話 イタイ後輩 その1   11月5日

後輩が自分のことを書いてほしそうにしていたので、書いてみますが

アルコールを飲んでいない状態では、じっくり読まないで下さい

私のことをイタイ先輩だと勘違いしてしまう恐れがありますので



「おうおう!夢見がちな若い連中は、勢いやノリで物事を進めて、お気楽で

ずいぶん楽しそうやけど30歳までには精神的に大人にならなアカンど〜〜」


町のイベントなどで頑張っている後輩相手にこんなことを言いそうになります

うっかり言ってしまうと、私がすっかりオッサン化して勢いがなくなったことを

だらだらと説明しているようなものです。

これでは意味が無いので、私はあまり自分の意見を言いません。

私はクールなのであります



夢見る中年男たる私も、忙しさのあまり寝ている時でさえ夢見が減りまして

最近は面白い夢や、素敵な夢をあまり見なくなりました・・・・残念です

悪夢は時々見ます・・・怖い夢は、ほぼ4パターンです

一番よく見るのが、私はまだ大学4回生で7月頃になって初めて登校して

いったいどの教室で授業を受けるのか、時間割は?担当の先生さえもわからず

友人もいない、試験は近い!このままでは単位はもらえず卒業できない!

でも就職は決まっている〜〜ヤバイ!という夢・・・年3回くらい見ますな


そして、追われるパターンが2つ目

とにかく追いかけられて追い詰められるのです。これは疲れます

うまく逃げても悲劇的な結末が用意されています


3番目は、仕事の夢です。 遠方のお客様宅へ配達に出かけて

なかなかたどり着けず、よく考えると地図をもっていなかったり

途中でガソリンがなくなったり、荷物が間違っていたり、日が暮れたり

さらにもう1件配達がのこっていたり、日にちを間違えたり、クレームの嵐

こんな仕事上の失敗が夢にでてくると寝た気がしません。 さらに疲れます


でも一番怖いのは子供がいなくなってしまう絶望的な夢なのです

公園で娘たちと遊んでいると、突如タツマキが起こり娘を天高く連れ去る

あるいは、山登りの途中で親の制止を振り切り崖から娘が落ちてしまう

ボートから落ちて池に沈んでしまうなど、そら恐ろしい夢の数々です

目が覚めて、夢で本当によかったと胸をなでおろさずにはいられませんな


こんな話を飲み会で、後輩の「影響されやすい男」SG君にすると

彼はいやな顔で言うのです

「そんな縁起でもない話はやめてください!ウチにも小さい子供がおるんで

矢野さんのせいで怖い夢を見てしもて、それが正夢になったらどうするんすか」

これは我ながら大人気がなかったなと思い、一度仕切りなおすと

さらにイヤな気分にさせる夢の話を3連発で聞かせてあげました。 そして・・・



後日SG君が飲み会の最中に酔って変なことを言いだしたのですが

SG君のセリフのみ書き出しますと 

「も〜矢野さんが2〜3日前の夢に出てきて、マジでサイテ〜でしたわ!」
「ほんま、へんな先輩やと思ってましたけど、夢の中でも変すぎますわ!」
「僕が喫茶店に入ったら、矢野さんがマヨネーズを片手に笑ってるんです」
「しかもフリ●ンですわ、上は着てるのに、下半身がむき出しなんすよ」
「薄暗い奥の席で、ひとりでニヤニヤ笑ってるんですわ、フ●チンで」
「も〜僕は、目がテンですわ、でも矢野さんはマヨネーズに没頭すよ」
「どういうことですか?僕はね〜なんかも〜〜見てて悲しくなりましたよ!」
「も〜絶対ボクの夢に出てこんといてください、お願いしますわ〜マジで!」

私は大人なので、すべて「うんうん」か「そうやった」と肯定して、最後は

「ああ〜すまなんだな〜」とクールにあやまります。  

さすが「影響されやすい男」SG君だ、妙な事を言ってくれますな。

しか〜し、「見ていて悲しくなる下半身だったから2度と出るな!」

ということなのでしょうか? 

まあ冗談はさておき、私がひどく酔っ払うと使用できる特殊能力のひとつに

「他人の夢への出入り 〜ドリーム・ダイブ〜 」があります

しかしこの技にはフリチ●で登場してしまうというリスクがあるようなのです。

これは恥ずかしい能力だ・・・むやみに使えない!

夢見がちな私は勢いやノリで物事を進めてお気楽に楽しんでしまったようです

失敬!失敬! 私もまだまだ若いようです


詳細は省きますがSG君は常に前向きで頑張る好青年です。

その姿勢は評価しますが、いささか空回り気味なのが残念です

どうか30代になる前にバッチリ落ち着いてほしいと思ってやみません

まあ私ぐらい落ち着くと、下半身を露出したりするようなふざけたまねは

夢の中でしかいたしません。 大人は、落ち着きが大事です


そこで後輩思いのやさしい先輩としてはSG君の夢に再び潜入して

クールな私のつめの垢を煎じて薬として飲ませてあげたいのです

おお、そうだ!マヨネーズに混ぜましょう!

しかしSG君は夢の中で私みかければ警戒するはずなので

次回忍び込むときには、バレないように顔は隠さねば!

これがホントの「頭かくして尻隠さず」






第76話 ミッチャン 10月20日


小学校のころの私は給食を食べるのが非常に遅くて、よくしかられました

給食の時間内に食べきれず昼休みになり、遊べないまま掃除時間に突入し

残すことが許されていないので、なんと午後の授業(5時間目)になっても

まだ食べていたことが何度かあります・・・お恥ずかしい限りです

私はこれと言って食べられないものはなかったのですが、遅かったのです

今ではパクパクと食べてしまいますが、昔は何で食べるのが遅かったのか?

それは食べることに執着がなかったことと、しゃべりながら食べるのが

とても楽しかったのです。 私はかなりの「おしゃべり」だったのです。


うちの子供たちも親に似て、だらだら食べるので私をイライラさせてくれます

夕飯を定期的に何度か抜けば、ひもじさを覚えて食べることの重要性に

イヤでも気が付き、おのずと好き嫌いも減るのではないかと考えますが

「この子らは育ち盛りなのに、ご飯を抜くのはダメ!」と

不毛なダイエットで定期的に食事を制限している妻に反対されます

不思議なもので、娘たちは妻のダイエットフードが食べたくて仕方ありません

面白いものですな、おいしくないのにね・・・



さて、給食時間に仲良しで机をくっつけて食べる事が解禁になったときに

食べるのが遅いもの同士が集まると、とても居心地がよいことに気づき

小学校卒業まで一緒でした・・・・「すぃでぼう」と「ミッチャン」です

その後、中学でも陸上部サボリ組イケメンの3人としてつるむのですが

この2人は私と違ってごく普通の子供です、なのに好き嫌いがかなり激しく

彼らを反面教師として、私は6年生の後半は人並みのスピードで食べられるほど

に成長して現在に至ります。 友達は大事ですね


「すぃでぼう」に10年ぶりで出会ったら、若くてイケメンのままだったので

軽いショックを受けました。 妻も「え?あの人が同級生なの?」と驚きました

年をとらない彼が今はいったい何を食べているのか聞かせてほしいものです



「ミッチャン」は色白でかなりの美男子だったので、五年生のときなどは

休み時間になると、ときおり南校舎の3階から六年生のおねえさん達が

はるばる5年の北校舎3階に、彼をチラ見するためにやって来るため

ストーカーみたいで気持ち悪かったのを覚えています。

私が「なに見とるんじゃ〜!」と言って駆逐したことがありました


世間は狭いので、あのときのおねえさんと、いまだに道ですれ違うことがあり

軽い会釈はするものの、むこうもそのことを今もしっかり覚えているらしいと

信頼できる筋から情報が入りました・・・・30年も経つのに〜アアコワ


ミッチャンは無口で、私のことを名前で呼ぶことすらめったにないほどで

おとなしくて目立たない、細身の、やや無表情で、クールなヤツでした。 

ある日、図書室で読書感想文をかくために読む本を吟味していた時のこと

「みっちゃん」の図書カードが、すでに3枚目なのを見てしまったのです。

すで50冊以上読んでおり、クラス1〜2を争う読書狂だったです

「ワシは、まだ5〜6冊やのに・・すごい奴や!自慢せんしカッコエエ〜」

仲がいいはずなのに、私はそれまで彼が本好きなこと知らなかったのです。

そして、そんな彼に一番お勧めの本を聞くと「矢野徹・著 孤島ひとりぼっち」

というSF作品を勧めてくれました。 私も矢野だから矢野つながりか??

表紙には不細工なロボットとパンツ姿の少年・・・・・興味はわきませんが

とにかく借りて家に帰って読んでみると、面白くて面白くて止まりません

事故で無人島に流された少年が、船の積荷の中に組み立て前のロボットを

発見して苦労の末完成させ、子供にとって過酷な島の生活を切り抜けていく

感動的な内容と大団円かと思われたラストシーンでは涙が出てきてしまい

止められないのほどの破壊力なのです。 自分でも驚きました

今まで図書室で本を借りるのが、めんどうくさかったのかがわかりません

まさに目からウロコ状態で、その後の私は極端に本の世界にのめりこみ

あの「ミッチャン」もあきれるほど、図書室で借りまくり、読みあさりまして

そしてついに6年生の時には「学年で一番本を読む男」になったのでした

それほどあの「孤島ひとりぼっち」は衝撃的だったのです

もう絶版かな〜?

娘たちが高学年になったら、さりげなく読ませたいと思いますが・・・



 私が21才の時に、祖父が他界しました

郷土の宮津では、お葬式のあった家々がお盆に小さい船を用意します

2mほどの綺麗に飾られた木造の帆掛け舟「精霊船」です。 

毎年8月16日の灯篭流し花火大会には、宮津湾にロウソクのともった紅白の

紙灯篭と一緒に流します。 この船も最終的には海上で燃やします

花火とは違い、湾内に水平方向に光が広がって幻想的でたいへん綺麗ですが

ある意味で、悲しい風景でもあります。 これは供養なのですから

その翌年のお盆に祖父の船を流すため港へ行くと、桟橋には喪服の同級生が

6〜7名いましたので話しかけてみると、浮かない顔で答えた友人から

「ミッチャン」の船を流しに来たのだと聞かされたのです

・・・知らなかった・・・これがミッチャンの船か・・・・そうなんか・・

宮津を離れていた学生時代のショッキングな出来事でした


私は、あの「孤島ひとりぼっち」を今でも涙なくしては読めないのです







第75話  ヒヨちゃん  10月15日   

目が覚めたら、朝4時・・・いま携帯電話がなっていたような・・夢か?

寝よ・・・

また目が覚めた・・・ネズミか?なにやら動物の足音が聞こえた・・夢か?

寝よ・・・

ん??またか!携帯がなっているような・・・足音もか?なんや?もう6時か

寝よ・・・でも・・トイレに行きたくなってきた・・・眠れなくなりそう


トイレに入ろうとして驚きました! バサバサ音がして振り向くとそこには

「青い鳥」

なんでや?ワシ、寝ぼけとるんか??のみすぎたかな??

事を終えて廊下に出ると、鳩より小さく燕より大きな「青い鳥」はまだいました

これは時々見かける・・・そう、覚えがある・・・たしかヒヨドリだ


床には5箇所もフンが落ちている・・・いつから我が家にいたのか??

トイレの窓が5cmほど空けてあるので、ここが進入経路のようですが

どうして出て行かないのか不思議です・・

しかしこれは面白くなってきました!

もう逃がしません。 動物好きの妻とナナコを起こします


寝起きでブーたれていた娘の顔が、鳥を見た瞬間スイッチが入りました

目をまん丸にして夢中で鳥を追いかけ、つかまえようと張り切っています

そのうち三女も目覚めて2人でワイワイ言いつつ大捕り物です

結局あまり元気がないのか5分後に「手掴みの七鼓」に捕獲されてしまい

抱っこされていたヒヨドリは、驚いたことにしばらく手乗りになりました。

とてもカワイイやつなのです! 三女も「トリ〜!トリ〜!」とご機嫌です

長女が「パパ!これって、なんていう鳥なん?」と聞いてくれるので

「これはな〜ヒヨドリのオスやな」と答えると、感心していましたが

「よし、ほな〜このヒヨちゃんを飼う!」と言いだしました!

それはどうか、ごかんべん・・・・じつは


ツバメのピーちゃん(第22〜23話)の翌年に怪我したスズメを保護したのです

「スズメのピーちゃん」と名づけて世話をしましたら、なついてしまいまして

すぐ手乗りなったものの、その5日目にコロリと死んでしまったのです

名前をつけると、もはや家族です。 それはそれは悲しい結末でした。


スズメのピーちゃんのなきがらをくるんだ、小さな軽い包みを持って

私は涙をこらえていると、大泣きしている家族の中でも一番ピーちゃんを

かわいがっていたナナコが噛み付いてきます

「なんでパパは泣かんのや!悲しないんか!男は泣かんいうけどウチには

 それが分からん、こんな悲しいのになんでや!ヴワァ〜ン(号泣)」

困りましたな・・・男はつらい、つらいよ〜なのです



今回の鳥はまだ元気そうなので、すぐに外へ放してやりましょう

ヒヨちゃんお達者で〜〜バイバ〜イ!

私を度々起こした足音や携帯の着信音も、この鳥の気配だったようです。

結局次女のトーコは起きませんでした・・それほど動物好きではないのです

寝起きが悪いだけかな・・・おなじ姉妹でも、個性がちがいますね〜



今回、娘の質問に「ヒヨドリやな」と即答できたことで、株が上がりました

「やっぱりパパは天才やな〜」と娘からほめられ、めちゃめちゃいい気分でした

この鳥はイイ声でさえずったりしますし、腹部が赤茶色の「青い鳥」なので

小学校時代に見かけた時に図鑑で調べて「ヒヨドリ」だと覚えていたのです

ちなみにメスは茶色くて地味ですな

いまさら詳しく調べてみると、このヒヨドリは「イソヒヨドリ」と言う種類で

じつはヒヨドリではなくツグミの仲間らしいのです・・・ややこしいな〜

ちなみに普通のヒヨドリも近所で見かけます


しかし、6年生のころに図書室へよく通っていたことが、いまさら役に立つとは

私に本の面白さをおしえてくれた「ミッチャン」ありがとう〜

そうそうミッチャンとは科学クラブでも一緒だったな〜懐かしいわい



この文章を書いていると、横から長女がモニターを覗き込んできました

小学2年生になると、漢字を半分読み飛ばせば内容が分かるらしく

モニターを指でなぞりながら音読されてしまいました。 恥ずかしいですな

「ふ〜ん、これってパパの日記なん?」と聞いてきます、そして

「こないだの鳥の話?・・というか、このミッチャンて、だれ?」と問われたので

次回は・・・・





第74話  怖い話 10月1日

いままで意識はしておりませんでしたが、私は「怖がり」かもしれません。 

「アアコワ〜」とか「恐ろしい事やナ〜」なんて言葉は、よく使いますね

以前は孤独にめっぽう強いタイプと自分では思っていましたが

現在は家族が増えていつもにぎやかなせいか、最近一人でいる時「怖さ」を

感じることがあるのです、年のせい・・もあるかもしれません 

昔はあまり怖い事が無かったので、思い出に残るマジでビビッた事といえば

私が小学生の頃にさかのぼります


ある晩に地区の催し物に参加した時、近所のおもちゃ屋さんのN澤さんが

私を呼んで何かを手渡し、こう言ったのです

「お〜い、たつみや君よ、このオモチャで女の子らをビビらせてこいや!」

当時6年生で最年長者だった私が手元を見ればゴムのクモを握らされており

「おもちゃ」と言われているにもかかわらず、飛び上がって驚いてしまい

腰が抜けました・・・・

「お前がビビってどうするんじゃ〜」と笑われましたが、クモやムカデはダメです

ダメなのです! 昆虫は好きですが、足が6本以上は勘弁してください

まあ、たわいもないことに人前でビビりまくったのは、アレが最後かもしれません


最近ではコワイ話を聞けば、どうにも引きずってしまいます。

第68話 第70話のような怖い話の後では体調がくずれます。 

いまの私はデリケートなのであります。

うっかり寝る前に思い出すと、またアルコールを追加せねばなりません

それでは健康上問題があるので「風邪をうつせば、自分が治る」の要領で

私の恐怖をおすそ分けして気晴らしをします・・・・・恐怖をうつされた相手は

そう、ラッキーな妻には、まだ記憶が新鮮なうちに、とても怖い話のすべてを

特別リアルにノーカットでお話をさせて頂きます。

私より怖がってもらわないと気がすみません〜それが愛です!



聞き終わった妻は、ヤな感じ〜と言わんばかりのノーリアクションですが

こういう時は効いているようです。 よしよし



その日は、妻の帰りが趣味の合気道の稽古で遅くなるので、私は先に2階で

子供と寝てしまっており、妻は家族を起こさないように気遣い、あえてひとりで

一階の居間で寝たのです。 しめしめ

そうそう中古屋でタイムリーにコワイ漫画を買って居間に用意しましたら

どこでもすぐに眠れるはずの妻といえど・・・どうでしょうな

はたして、どれほどツボにはまったのか


その夜は、蒸し暑さも手伝って、妻はなかなか寝付く事ができず

つい暇つぶしにと、罠である「コワイ漫画」にも手を出してしまい

あわれ妻はその相乗効果で一睡もできなかったようです。ああ〜かわいそう〜

我ながらひどいヤツだと思いますが、怖いのでしょうがないですな

でもワシは治ったもんね〜! なんかスッキリ! もっと怖い話ないかいな〜



しかし、人の恨みを買ってはいけませんな〜私は後悔することになりました


飲み会でも怖い話はいけません。 悪い癖で友人から、また怖い話を聞いて

しまいました・・・・おおこわ・・・・明日の朝は妻にリアルに披露せねば!

飲んで帰りが遅い時は、私も気を遣って居間で一人で寝ますが、いかんいかん

その夜はどうも寝苦しい・・・蒸し暑いし・・・怖いし・・・?なんだ・・・

もう少しで眠れそうなのに・・・・ん・・え??だれや?? 

なにかの気配を感じて恐る恐る振り返れば、薄明かりの下で

意外なものが私を驚愕させました! そこには子供の手があったのです

まさか?キャ〜〜! 焦点をあわせてよくよく見るとそれは細長く黒い

ミイラ化したような子供の手が! それが私の右肩をつかんでいるのです

ひええええええええ〜! だれの手やああああああっ!

よりによって私一人で寝ている時に、恐ろし過ぎ!もはや私は半狂乱です

驚いて飛び起き明かりをつけて、もう一度よく見ると、なんだ〜やれやれ

単なる見間違いでした。 幽霊の正体見たり!てな感じですな。

私がうっかり見間違ったソレは8本足の大型のクモでした

お化けでなくてよかったよ〜〜ってな訳がない!

「うっわあああああ〜クモや〜!こわっ!でかっ!きもっ!」

蜘蛛に触るのもイヤだし、寝ぼけているし、怖いしで、体を振るのですが

まだ肩か背中にくっついているので、着ていたパジャマごと脱ぎ捨てると

蒸し暑いのにサブイボ・・私は全身鳥肌たってます。 

そして脱ぎ散らかしたジャマから蜘蛛がゴソゴソ出てきて、隣の部屋へと

消えていくのを見送った時には、またもや私は眠れない状態になっており

そのまま朝を迎えた事は言うまでもありません

また徹夜か・・・もちろん体調はすぐれませんな

また誰かを怖がらせないと気がすまん!

あ、でも再び我が身に帰ってきたらヤバイ、足が6本以上は勘弁してください

次は精神を病むかもしれない

やはり、酒を飲んでまぎらわせるしかないか・・でも肝臓を病むかもしれない

たすけてええええええ〜    それぐらいこわいのです






第73話 子守さんと記念写真 9月15日

今回はスナップ写真から始まります、よ〜くご覧ください、我が家の三女

まどろみのモモコを抱っこして、まさに子守をしていただいている人こそは

なにをかくそう大阪の毎日放送アナウンサーとして活躍なさっておられた

子守康範さんです  ど〜です? すごいでしょ!

子守さんに子守をしてもらった・・しゃれではなく、私はうれしいのです!



私も妻も一緒に写真を撮ってもらいましたが、妻はノースリーブだったので

「記念に残すには画像処理ソフトで私の二の腕を細く加工せんとヤバイわ!」

と言いました。  写真を自分で加工できるなんて10年前には、まったく考え

つかなかった事です。 時代の流れは速いものですな〜。 

そして、さらに10年前の話になるのですが、今をさかのぼること20数年も昔

その当時、子守さんが夜11時頃に週一回MBSアナウンサー総出演の番組

「あどりぶランド」にて最初の新人アナとしてデビューされた時に「子守」という

変わったお名前と日本で一番背の高いアナウンサーの誕生だ!の2点で

当時高校1年生だった私の脳裏に焼きつき忘れることができませんでした。

その後、子守アナはスポーツ中継、ラジオのパーソナリティー

TVキャスターそして海外レポーターとしてマルチな活躍をされていたのに

1999年、突如MBSを退社されたので、私は気になっていたのです

現在は映像関係の会社の社長をなさっているのを去年ネットで見つけた時に 

 http://www.intelligentv.co.jp/

いつか機会があれば、起業に至るお話をお聞ききしたい!と思っていましたら

今年は当たり年で、私が商工会議所青年部の委員長をすることになりまして

特別講師として、ぜひ子守さんをお招きしたいと企画してしまいました、そして

子守さんに直接お願いしたところ、ナント!ご多忙中にもかかわらず、快く

僻地の我が町・宮津まで来てくださったのです。 ああ〜うれしい〜


実際にお会いすると、画像のとおりで、とてもやさしい雰囲気の方なのですが

そのスケールの大きさには驚かずにおられませんでした。

私は身長180cmなので、一般的には背が高い人間なのですが

子守社長は靴を履いた状態で200cmということでしたので、一緒に並べば

妻から「あんたが、今日は小さ〜くみえるわ〜」と言われ不思議な気分でした

ああ〜新鮮な感じです、はじめてなのです! そうかワシも小さいのか〜

妻にもこの微妙な気持ちを上手に伝えたいのですが、うまい言葉がみつからず

「奥さん、今日はガリガリ!骨と皮だけ!と言われたような気分と同じやで〜」

と言いそうになりましたが、わき腹に鉄拳を見舞われそうなイヤな予感を感じ

口をつつしみました。 私も成長しましたな〜


当店内でのスナップ 私は(右)180cmなのですが、そうは見えませんね



さて、肝心の講演会ですが、小守さんのMBS入社前から湾岸戦争レポート

そして独立のきっかけとなる自分史ビデオのお話など盛りだくさんで

アナウンサーをしてらっしゃっただけに、いい声に加えて聞きやすいお話で

あっという間の100分がすぎましたが、なんと2次会にもお付き合いいただき

大いに盛り上がりました。めちゃめちゃ有意義な例会ができたと手前味噌ながら

担当委員長の私は、ひとりで昇天しそうになりました。

子守さんありがとうございました、とてもよい思い出が出来ました


そんな折に宮津の街中をご案内していたら、ちょうど、おじいさんにつれられて

散歩中のモモコを発見!これは記念になると、お願いした時の写真なのです。


親子ともども大変良い思い出ができました